[メイン] GM : じゃあ15時なので出航だァ〜〜〜!!!!
[メイン] 待針縫 : 出航だァ~~~~!!!
[メイン] ホーラ : 出航です~~~~~~~!!!
[メイン] 町田ギンコ : 出航だァ~~~~~~!!
[メイン] インベスティゲイター : 出航だァ~~~!
[メイン] シュガーシャワー : 出航だァ〜〜〜〜〜〜!!!
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
人は何故生きるのか
未来の全てが決まっているのだとしたら
歩むべき道が全てわかるのなら
その歩みに何の意味があるのか
ダブルクロス The 3rd Edition
『Alter Vision』
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
opening 『DXって最初に呼ばれるくだりがあってえ…』
登場:全員
[メイン] ホーラ : 31+1d10 登場/リザレクト (31+1D10) > 31+3[3] > 34
[メイン] 待針縫 : 33+1d10 登場/リザレクト (33+1D10) > 33+9[9] > 42
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率 : 31 → 34
[メイン] 町田ギンコ : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+1[1] > 38
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 33 → 42
[メイン] system : [ 町田ギンコ ] 侵蝕率 : 37 → 38
[メイン] インベスティゲイター : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] system : [ インベスティゲイター ] 侵蝕率 : 35 → 38
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 無職は『全員』のうちに入らないみたいです
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : ある小規模なUGN支部にキミ達は任務で派遣された。
[メイン] GM : 人員はオーヴァードの支部長とその他非オーヴァードの事務員が数名、それで全て。
[メイン] GM : 支部長から話があるそうだが、用事で少し外しているのでキミ達は現状フリーである。
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 : ソファに腰掛け、指を合わせ、開いて、閉じて。
[メイン] ホーラ : 席に座り、お茶の入った湯呑を一口。
[メイン] ホーラ : ずぞぞ…。
[メイン] ホーラ : ………ふ、ふぅ……。
[メイン]
町田ギンコ :
「ふっ、このギンコちゃんを呼び出したかと思ったら随分寂れた支部じゃないの……」
勝手にそこらの棚を漁りながら
[メイン]
待針縫 :
人員を目視で数える。
……うーん、1人足りない?
後で確認しないとね。
[メイン] ホーラ : いつもながら……こういう場は、緊張しちゃいます……。
[メイン] インベスティゲイター : 特に周りの人の配分を考えず勝手にお菓子を摘まんでいる。
[メイン] ホーラ : で、でも、頑張らないと、ですね……。
[メイン] ホーラ : 周りにいる、おそらく任務を共にする面子を、目だけ動かし、確認し。
[メイン] ホーラ : ……ひー、ふー、みー……あれ……?
[メイン] ホーラ : 「……あ、あのー」
[メイン] ホーラ : 腕時計をチラ見しつつ。
[メイン]
待針縫 :
「そうだねぇ」
へら、と笑って。
[メイン]
ホーラ :
「あ……」
待針を見て。
[メイン]
町田ギンコ :
「もっといいお茶請けが欲しかったけど、ここら辺で妥協してやるか」
棚漁りをやめてお菓子をパクつく
[メイン] ホーラ : やっぱり……。
[メイン] 待針縫 : 「……流石に、支部長さんが来たら聞かないとだね?」
[メイン] インベスティゲイター : 「相当、人員不足らしいな」
[メイン]
ホーラ :
「そう、ですね……」
えっと、確か……名前は、シュガーシャワーさん、でしたか……?
[メイン]
待針縫 :
肩を竦めて笑う。
流石に、ここまでの子は現役含め見た事がない。
[メイン] 町田ギンコ : 「え、なに、もう一人くんの?」
[メイン] ホーラ : どういう人、なのでしょうか……何か、事故に逢ってなければよいのですが……。
[メイン] 待針縫 : 「来るよ。今回の人員は俺ら“5人”のはずだ」
[メイン]
ホーラ :
「あ、はい、確か、そのはず、です」
ギンコを見て。
[メイン] 町田ギンコ : 「いきなり遅刻とはなかなか太え野郎じゃんか」
[メイン] インベスティゲイター : 「ま、こんくらいの方が面白いだろ」
[メイン] ホーラ : 「遅刻、なのでしょうか……事故に巻き込まれていたり、とか……」
[メイン] ホーラ : 少し、暗い表情になりながらも。
[メイン]
待針縫 :
「ま、ブッチとかされたらまた違うんだけど」
ブッチとかされるんなら、とんだ舐められだとも思うけどね。
[メイン] ホーラ : ……皆さん、とても、落ち着いていらっしゃいますね……。
[メイン] ホーラ : さすが、です……。
[メイン] ホーラ : ……私も、頑張らないと……!立派な、"お姉ちゃん"になれるように……!
[メイン] 町田ギンコ : 「事故とかマジ笑えるじゃん。その程度で来れなくなる奴らはウチらには必要ねえ……」
[メイン] ホーラ : 少し深呼吸を置き。
[メイン]
待針縫 :
「こら、言い方」
「それに事故起きたら」
[メイン]
ホーラ :
「あ、あはは……」
ギンコに、愛想笑いしながら。
[メイン] ホーラ : ……オーヴァード、ですからね……。
[メイン]
待針縫 :
「“処理”が大変でしょ」
ふふ、と笑いながら。
笑いごとではないけど。
[メイン] インベスティゲイター : 「まあどの道、支部長も来てないし」
[メイン] ホーラ : 大抵の事故では……死なない、それが、私達……。
[メイン] インベスティゲイター : 「遅刻するかどうか賭けでもした方が面白いんじゃないかな」
[メイン]
待針縫 :
我々は“死ぬだけで事件”だ。
何故なら、“死なないから”。
[メイン] 町田ギンコ : 「ま、処理が面倒ってのはそうだね。でも、それはあたしの仕事じゃないし」
[メイン] ホーラ : 「そうですね……で、でも、もうすぐ、ですよね……?」
[メイン] ホーラ : また、腕時計を見ながら。
[メイン] 待針縫 : とん、とん、とソファの肘掛を叩く。
[メイン] 町田ギンコ : 「遅刻してるっていうならもうしてんでしょ。社会人は5分前行動が原則だぜ?」
[メイン] ホーラ : 焦りを抑えるように、また湯呑を一口。
[メイン] インベスティゲイター : 「問題にならなきゃいいんだよ」
[メイン]
ホーラ :
「む……5分前行動……確かに、そうですね……」
これは、お仕事、ですからね……。
[メイン] インベスティゲイター : 「真面目ちゃんか……?」
[メイン] 町田ギンコ : 「めっちゃ真面目だぜー」
[メイン]
ホーラ :
真面目さん……!
み、見た目は、結構派手ですけど……人は、見かけによらないって、言いますからね……。
[メイン] ホーラ : そう思いつつ、扉の方へ目を向け。
[メイン] GM : その時、扉が何度かノックされる。
[メイン] 待針縫 : 「おや」
[メイン] 町田ギンコ : 「お、5人目来た?」
[メイン]
インベスティゲイター :
「支部長の方がいいな」
そろそろ待ち飽きてきた。
[メイン]
ホーラ :
「あ……シュガーシャワーさん!」
ギンコに頷き。
[メイン] GM : 事前の資料からキミ達は支部長は女性であると知っていてもいい。
[メイン] GM : ともかく、扉が開かれた
[メイン] GM : そして…そこに現れたのは
[メイン] マスタリー : 「…どうも。皆さんお揃いでしょうか」
[メイン] マスタリー : 顔をこわばらせた男性であった。
[メイン] ホーラ : 「……あ、あれ」
[メイン]
待針縫 :
「どうもどうも。お揃いでは……」
見渡して。
[メイン] 町田ギンコ : 「いない奴いたら返事しろー」
[メイン] 待針縫 : 「……ないねぇ」
[メイン] 待針縫 : 肩を竦める。
[メイン] ホーラ : シュガーシャワーさんでも……ここの支部長さんでも、無い……?
[メイン] ホーラ : 「あのー……どちら様、でしょうか……?」
[メイン] インベスティゲイター : 「いない奴は返事できない」
[メイン] ホーラ : 少し眉を八の字にしながら。
[メイン] 待針縫 : 「多分エージェントさんだろうけれど……代打とか?」
[メイン] ホーラ : あ、なるほど……!代打ちさん……!
[メイン] マスタリー : 「申し遅れました。私はUGNエージェントの『マスタリー』です」
[メイン]
ホーラ :
「初めまして……!イリーガルの、ホーラです……!」
一礼。
[メイン] 町田ギンコ : 「あたしは情報屋のギンコちゃんだぜー! よろしくぅ!」
[メイン] インベスティゲイター : 「どうも。それで、そのマスタリーさんが何の用があって?」
[メイン] マスタリー : 「…一名いらっしゃらないのは非常にまずい事態かも知れませんが…とにかく、お話を聞いていただけると幸いです」
[メイン] ホーラ : 「えっと……マスタリーさん、あのー……支部長さんは……?それとも、マスタリーさんが、今回の任務説明を、ですか……?」
[メイン] マスタリー : ごほんと一つ咳払いをし
[メイン]
待針縫 :
「……っと」
のっぴきならない状況。成程。
[メイン]
ホーラ :
「……あ、わ、わかりました……」
体を強張らせ。
[メイン]
待針縫 :
「どうぞ」
部屋の中央へと促す。
なら、聞くしかない。
[メイン] ホーラ : 姿勢をよくし、視線をマスタリーの方へ。
[メイン] マスタリー : 「簡潔に言います。この支部の支部長である『オーバーウォッチ』が失踪しました」
[メイン] ホーラ : 「………えっ!?」
[メイン] ホーラ : 目が見開く。
[メイン] 町田ギンコ : 「やべえやつじゃん」
[メイン] インベスティゲイター : 「へえ」
[メイン]
待針縫 :
「おっと」
「………おっとっとお」
[メイン] ホーラ : 「な、え?ど、どうして、です……!?」
[メイン] 町田ギンコ : 「ここ労働環境悪そうだもんなァ……」
[メイン] マスタリー : キミ達へ今日の任務の通達が行われたのは一昨日のことである。
[メイン] ホーラ : つまり……一昨日迄は、ちゃんと、この支部に、いた……。
[メイン] ホーラ : "何かしらの理由"で……昨日……。
[メイン] 待針縫 : 「ここ数日でいきなりの失踪、しかも支部長が。これはこれは……オオゴト、だね」
[メイン] インベスティゲイター : 「失踪したってのは具体的にいつ?」
[メイン] マスタリー : 「彼女は昨日から姿を見せなくなっており…そこで皆さまには急遽、当初の予定を変更し彼女の姿を追って頂こうと思います」
[メイン]
待針縫 :
「わ」
結構直近じゃないか。
[メイン] ホーラ : 「……………なる、ほど……」
[メイン] インベスティゲイター : 「へえ」
[メイン] ホーラ : 自身の服をギュッと握り締め。
[メイン] 町田ギンコ : 「別に一日ぐらい連絡つかないこととかなくない? 子供じゃないんだし」
[メイン] 待針縫 : 「……かしこまりましたぁ。そういう事ってんなら、事情が事情だしね」
[メイン] 待針縫 : 「“支部長”、だぜ?」
[メイン] ホーラ : 「わ、私は、分かりませんが……支部長さん、ですからね……」
[メイン]
町田ギンコ :
「誰だって一人になりたい時ぐらいあるさ……」
遠い目をして
[メイン] 待針縫 : 「ましてやここの支部はオーヴァードは他にいない。それが連絡も取れないって事は……たはは」
[メイン]
ホーラ :
「………?」
ギンコの方を少し向き、首を傾げつつ。
[メイン] 待針縫 : 「“大事件”だ」
[メイン] インベスティゲイター : 「ま、理由なんてどうだっていい」
[メイン] インベスティゲイター : 「大事なのは今、支部長が失踪してるってことだけ」
[メイン] ホーラ : その後、待針へ視線を向け、2回ほど頷く。
[メイン] マスタリー : 待針の言葉に頷き
[メイン] 町田ギンコ : 「ちなみに元の任務って何だったの? あたし荒事は全然ダメだよ?」
[メイン]
ホーラ :
……もしかしたら、ギンコさんのおっしゃる通り、一人になりたいから、というものなのかもしれません。
ただ、それでも……重役の仕事を捨ててでも、一人になりたい理由があった、ということになるので……。
……お話は、聞いてみたい、です……。
[メイン] ホーラ : 力に、なりたい……です。
[メイン] マスタリー : 「元の任務に関しては……今回の件を踏まえまして此方で対処させていただくことにはなりましたが、未確認のレネゲイドビーイングと思しき反応への接触…ということでしたね」
[メイン] 待針縫 : 「レネゲイドビーイングとの接触……ね。了解したよ」
[メイン] 待針縫 : 今回の件と関係……ない、といいんだけれど。
[メイン] 町田ギンコ : 「レネビねえ……ま、情報屋のあたしとしては支部長捜しの方が向いてそうだし、別にいいや」
[メイン] マスタリー : 「また、このタイミングでみなさまと同じく招集を受けたイリーガルであるシュガーシャワー氏が遅れているのも偶然ではないかも知れません…此方はただの遅刻であれば良いのですがね」
[メイン]
ホーラ :
「………」
……その、RBとの接触で、何か支部長さんの心境に変化があった、と見ますか、それとも……。
…………RBが、凶悪な、ジャームで……支部長は今……という線も……。
[メイン] 待針縫 : 苦笑い。
[メイン] インベスティゲイター : 「中々複雑な状況だ」
[メイン] ホーラ : 「……!そ、そう、ですね……心配、です……!」
[メイン] 町田ギンコ : 「昨日は支部長が消えて、今日は招集を受けたイリーガルが消えた……か。こいつは事件の匂いがするね」
[メイン] ホーラ : 深刻な表情で。
[メイン] 待針縫 : 「とりあえず、動ける俺らだけでも先に調査を始めようか」
[メイン] 待針縫 : コートを羽織り直す。
[メイン] インベスティゲイター : 「明日は我が身にならない内に解決しよう」
[メイン] 待針縫 : 「だねぇ」
[メイン]
ホーラ :
「はい……!」
待針に頷き、席を立ちあがる。
[メイン]
町田ギンコ :
「そだねー」
飲みかけのお茶を飲みほして席を立つ
[メイン] インベスティゲイター : 最後のお菓子を口に放り込んでから立ち上がる。
[メイン] マスタリー : 「私の方もこの事件が解決するまでは此方の支部に駐在致しますので何かあればご相談ください」
[メイン]
マスタリー :
「彼女はこの支部の要です。みなさまのご尽力をお願い致します」
最後に深々と頭を下げてキミ達を見送った
[メイン]
マスタリー :
[メイン]
マスタリー :
[メイン]
マスタリー :
[メイン] シュガーシャワー : OP2『幸福』
[メイン] シュガーシャワー : 私は牛乳が好きだけど、飲むとよく腹を下す。
[メイン]
シュガーシャワー :
詳しい理由は忘れたので簡単に言うと、牛乳中の糖質である乳糖を分解する酵素(乳糖分解酵素=ラクターゼ)が少ないか働きが弱いのが原因。
このように乳糖摂取によって生じる不快な症状を「乳糖不耐症」と呼ぶ。
[メイン] シュガーシャワー : 対策法は数回に分けて飲む、温めて飲む、ヨーグルトやチーズを食べる、乳糖の量を抑えた乳飲料を試す……などがある。
[メイン] シュガーシャワー : でも生乳100%牛乳をオールドファッションやホットケーキと一緒に流し込むのは最高なのでそのまま飲みたいわけだ。
[メイン]
シュガーシャワー :
締め切り直前まで遊び呆ける人も。
朝早いのについ夜更かししちゃう人も。
節約すると決めた直後に欲しい物を買ってしまう人も。
[メイン] シュガーシャワー : 人は酷い目に遭うとわかっていても享受したい幸福があるもので、私もそうだったに過ぎない。
[メイン] シュガーシャワー : 後に待ち構える困難に足を竦ませていては、目の前の幸福は掴めないものなのだから。
[メイン] シュガーシャワー : 今日の朝食はメープルシロップとバターを落としたホットケーキと生乳100%の成分無調整牛乳。
[メイン] シュガーシャワー : 中々に“幸福”だった。
[メイン] シュガーシャワー :
[メイン] シュガーシャワー :
[メイン] シュガーシャワー : 「ん゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
[メイン] シュガーシャワー : 「痛いぽめえええええええええええええええん」
[メイン] シュガーシャワー : 今まさに“乳糖不耐症”により腹を下していた。
[メイン]
:
[メイン]
:
[メイン] : TRRRRRRRRR!!!!!
[メイン] : 電話のコール音が鳴る
[メイン]
:
[メイン]
シュガーシャワー :
腹を抑えながら電話取る。
あーきつい。
[メイン] シュガーシャワー : こんな時に電話かけてんじゃねぇ!!
[メイン] マスタリー : 「──ああ!もしもし!」
[メイン] シュガーシャワー : 「はいはいはい」
[メイン] シュガーシャワー : 「はい〜〜〜〜」
[メイン]
マスタリー :
「私はUGNエージェントのマスタリーと申します」
非常に緊張した声を、振り絞るようにして
[メイン] マスタリー : 「……今、どちらに?」
[メイン] シュガーシャワー : 「家っすね」
[メイン] マスタリー : 「は?」
[メイン] シュガーシャワー : 「いやさ、腹痛くて……」
[メイン]
シュガーシャワー :
「これはしょうがない。
体調不良なんだし……」
[メイン] マスタリー : 数秒の沈黙
[メイン] マスタリー : そして
[メイン] マスタリー : 「おい」
[メイン] マスタリー : 「仕事でやってんだぞ」
[メイン] マスタリー : 「遅れるのは良い。全く良くはないが」
[メイン] マスタリー : 「でも『仕方がない』。それはその通りだ。体調は人それぞれだ。オーヴァードであっても」
[メイン] マスタリー : 「でもアンタが今手に持ってる機械を少し使えば連絡ぐらい取れたんじゃないのか」
[メイン] シュガーシャワー : 「いやなんつーか……」
[メイン] シュガーシャワー : 「遅刻の電話するのって億劫になるっつーか」
[メイン] シュガーシャワー : 「機会逃した」
[メイン] マスタリー : 「………」
[メイン] マスタリー : 手元の紙に何やらを書き込む音が響く。
[メイン] マスタリー : 「まあアンタの人となりはよくわかったよ」
[メイン]
シュガーシャワー :
何か書き込んでるな。
私の給料でもメモってるのかな。
[メイン] シュガーシャワー : 「ふぁい」
[メイン] マスタリー : 「だから選んでくれ。もうこの際責任とかは気にしなくて良い」
[メイン] マスタリー : 「今すぐイリーガル辞めるか、今すぐ仕事に来るかを」
[メイン] シュガーシャワー : 「腹治まりそうだから行くは行く」
[メイン] マスタリー : 紙への書き込みの速度がやや上がる。
[メイン]
シュガーシャワー :
オーヴァードになってからは前より腹は丈夫になっていた。
何と! 牛乳パック3本飲んでもへっちゃらなのだ!
[メイン] シュガーシャワー : ……まあ、今日は5本飲んだからこうなったわけだが。
[メイン] マスタリー : 「来るなら早く来いよ」
[メイン] シュガーシャワー : 「うっす」
[メイン] マスタリー : 「……」
[メイン] マスタリー : とん、とん、と指で机を叩き
[メイン] マスタリー : 「まあ、良いけど」
[メイン] シュガーシャワー : 「ありやす!」
[メイン] マスタリー : 「ただこれは最後に忠告だが」
[メイン] シュガーシャワー : 「ん?」
[メイン] マスタリー : 「UGNがオーヴァードに何処までのことをやれるかはよく考えておいた方がいい」
[メイン]
マスタリー :
「……それでは、失礼しました」
「お早い合流をよろしくお願いします」
[メイン] マスタリー : 電話が切られた。
[メイン] シュガーシャワー : 「はいはいうーっす」
[メイン] シュガーシャワー : ぽんぽんも無事になったし行くかぁ……。
[メイン] シュガーシャワー : あっちょっと待って自転車の鍵どこやったっけな。
[メイン]
シュガーシャワー :
見つかんね〜。
何か面倒臭くなってきたなぁ……。
[メイン] シュガーシャワー :
[メイン] シュガーシャワー :
[メイン] シュガーシャワー :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
情報項目
・小規模支部「S市支部」について
・支部長「オーバーウォッチ」について
・「未確認のレネゲイドビーイング」について
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] ホーラ : middle「一体、どんな人?」 登場:『支部長「オーバーウォッチ」について』を一緒に調べたい人
[メイン] ホーラ : 34+1d10 登場/リザレクト (34+1D10) > 34+5[5] > 39
[メイン] 町田ギンコ : 38+1d10 登場/リザレクト (38+1D10) > 38+8[8] > 46
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率 : 34 → 39
[メイン] system : [ 町田ギンコ ] 侵蝕率 : 38 → 46
[メイン] ホーラ :
[メイン2] system : [ シュガーシャワー ] 侵蝕率 : 32 → 40
[メイン2] system : [ インベスティゲイター ] 侵蝕率 : 38 → 42
[メイン] ホーラ : 一刻を争う事態。
[メイン] ホーラ : 一先ずホーラは、ここの支部長の人なりを知るために、支部内で情報を集めていた。
[メイン] ホーラ : 失踪理由を解析するには、まずその失踪者の情報が必要。
[メイン] ホーラ : 一体どんな人で、どんなことをしてきて
[メイン] ホーラ : 何を願っているのか……。
[メイン] ホーラ :
[メイン] ホーラ : じゃあまず初めに情報ゲットしますね
[メイン] 町田ギンコ : どうぞ
[メイン] ホーラ : ・支部長「オーバーウォッチ」について
[メイン] ホーラ : 情報:噂話で!
[メイン] GM : 難易度は8
[メイン] ホーラ : (5+0)dx+1>=8 情報:噂話 (5DX10+1>=8) > 8[1,4,6,7,8]+1 > 9 > 成功
[メイン] GM : よくやった!
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
・支部長「オーバーウォッチ」について
オーヴァードの女性であり、S市の支部長にして唯一のUGNに所属するオーヴァード
基礎侵蝕率74%。
歳若くも支部を率いている。元々はUGNイーストでエージェントとして働いていたが、昨年、地元S市の支部長の異動に際して帰郷しそのまま支部長となった。
失踪したのは昨日のことであり、連絡も一切取れず家や実家にもまるで姿が見られない。
[メイン] 町田ギンコ : 「さっきからずっと資料見てっけど何かわかった?」
[メイン]
ホーラ :
「……あ!」
資料室にある棚の前に立ち、資料を眺めていたところに。
[メイン] ホーラ : 「ギンコさん……!」
[メイン] ホーラ : ぺこりと一礼。
[メイン] ホーラ : 「えっと、ここの支部長さんについて、まずは知っておこうかな、と思いまして……」
[メイン] ホーラ : そう言い、手元にある資料を見せる。
[メイン] ホーラ : 「……若い支部長さん、のようですね……」
[メイン]
町田ギンコ :
「へー、通院歴とかそういうのは書いてないのか」
ぺらぺらめくりながら
[メイン] ホーラ : 「そう、ですね……そう言った情報は、もっと厳重な場所に保管されておられるのでしょうかね……?」
[メイン] ホーラ : ……じっと、ギンコを見る。
[メイン] 町田ギンコ : 「そうゆうのを調べるためにここにいるんじゃないの?」
[メイン] ホーラ : 元FH……確か、ギンコさんの資料には、そう書かれていたような……。
[メイン] ホーラ : 「……む、そ、そう、ですね」
[メイン] 町田ギンコ : 「たいした支部じゃないそうだし、そういうのは雑に扱ってそうなもんだけどな……ま、いいや」
[メイン] ホーラ : 任務説明の時も思いましたが……派手な見た目をしておりますが、すっごくしっかりしておりますね……。
[メイン] 町田ギンコ : 「やっぱこういうのは実地で聞くのが一番だぜ。というわけでカモン」
[メイン] ホーラ : 「えっ!?あ、は、はい!」
[メイン] 町田ギンコ : ホーラの手を引っ張って部屋を出る
[メイン] ホーラ : な、なるほど……実地、一理ありますね……。
[メイン]
ホーラ :
「わあ~~」
そのまま引っ張られる。
[メイン]
町田ギンコ :
「たのもー!!」
事務員たちが仕事をしている部屋に入って大きな声で
[メイン] ホーラ : 「!?!?」
[メイン] ホーラ : ノ、ノックは……!?
[メイン] ホーラ : す、すごいです、この方……!
[メイン] ホーラ : 行動力の、塊……!
[メイン]
GM :
「!?」
動揺が広がる。
[メイン]
ホーラ :
「あ、す、すみません!」
事務員に頭を何度も下げる。
[メイン] 町田ギンコ : 「やあ、諸君、私たちは君たちの上司の行方を絶賛探索中なわけだが、何分情報が足りなくてね。なんか知ってることを洗いざらい喋っておくれよ」
[メイン] GM : 「あ、ああ…イリーガルの方でしたか…」
[メイン] ホーラ : ギンコの言葉に、頷く。
[メイン] 町田ギンコ : というわけで、「小規模支部「S市支部」について」調べます
[メイン] ホーラ : 「は、はい、ご協力の方……よろしくお願いします……!」
[メイン] GM : 何で調べるか教えろ
[メイン] 町田ギンコ : 噂話でいいっしょ
[メイン] GM : まあ8で
[メイン] 町田ギンコ : ぶっちゃけその気になれば肉体でも簡単に引き出せてみせよう
[メイン] 町田ギンコ : (3+0)dx+3 【社会】 (3DX10+3) > 9[2,5,9]+3 > 12
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
・小規模支部「S市支部」について
特になんの変哲もない小さな市町村に一つはあるような支部。
昨年度の人事異動に際して『オーバーウォッチ』が支部長に就任した。唯一のオーヴァードである彼女の他は非オーヴァード職員しかいない。その為、近隣のFHセルとの抗争・ジャームの沈静化などは全てオーバーウォッチ1人の仕事となっている。
今回は複数の仕事が同時に発生した為、手が回り切らないと判断した支部長がキミ達を招集した。
また、オーバーウォッチと職員達の仲は良好であり悪い話は聞こえてこない。職員からは今回の件に関しては純粋に心配されている。
[メイン]
町田ギンコ :
「へー、つまりオーヴァードのワンオペじゃんってことじゃん、そりゃ支部長も逃げ出したくなるわ」
話を聞いた事務員の前で平然と口にする
[メイン] ホーラ : 「ワン、オペ……」
[メイン] ホーラ : ……確かに、これは……。
[メイン] ホーラ : 「……ここの支部での、オーヴァードは、支部長さんただ1人……」
[メイン] 町田ギンコ : 「支部長が突然長崎のチューリップ見に行きたくなったりしたらどうすんのさ、これ」
[メイン] ホーラ : 「これは……あまりにも、過酷な労働環境、と言えます……」
[メイン] ホーラ : 「そ、そういった休暇すら、取れないような、状態、ですもんね……」
[メイン] ホーラ : 汗を垂らしながら。
[メイン] ホーラ : そして思い起こすは、オーバーウォッチさんの基礎侵蝕率
[メイン] ホーラ : 74%
[メイン] ホーラ : 明らかに、ストレスを受けている。
[メイン] 町田ギンコ : 「上に請願書でも出して周りの支部との合併でも呼びかけた方がいいんじゃない? あともっといいお茶請け用意してよね」
[メイン]
ホーラ :
そうですね……他支部との協力は大事……
……お、お茶は、置いときましょうよ……!!
[メイン]
ホーラ :
「………ここで集められる情報は、これで全て……でしょうかね……?」
ギンコの方を向き。
[メイン] 町田ギンコ : 「ま、周りに何か不満を漏らしてたとかそういうのはなさそうだね」
[メイン]
ホーラ :
「………ふむ……」
深刻そうな表情をし。
[メイン] ホーラ : 「……不満を、漏らせない……が、正しいのかも、ですよね……?」
[メイン] ホーラ : 「若い支部長さんとのことなので……無理を、しておられていたのでは……?」
[メイン] 町田ギンコ : 「うーん」
[メイン] 町田ギンコ : 「そこまで信頼関係が築けてなかったってことかもね」
[メイン] ホーラ : 「………」
[メイン] ホーラ : "信頼"。
[メイン] 町田ギンコ : 「ま、いいや。ではご苦労だった、事務員の諸君。君たちのボスはあたしたちがパパッと見つけてきてやろう!」
[メイン] ホーラ : オーヴァードが、"人"でい続けるために必要なもの、それは、"日常"。
[メイン] 町田ギンコ : そのまま部屋を出ていく
[メイン]
ホーラ :
「あ、ま、待ってください~!?」
あたふたしながらギンコの後を追う。
[メイン] ホーラ : 部屋を出る前に、事務員達に再度頭を下げ、ゆっくりと扉を閉める。
[メイン] 町田ギンコ : 部屋を出て
[メイン] 町田ギンコ : 「まあ、ぶっちゃけなんだ、何一つ有益な情報はなかったね」
[メイン] ホーラ : 「う……」
[メイン] ホーラ : ……事件に関する情報は、今のところ、0。
[メイン] 町田ギンコ : 「結局本人が自分からいなくなったのか、何かの事件に巻き込まれたのか、それすらもわかんね」
[メイン] ホーラ : 「……そ、それでも、意味の無い情報だとは、思いません」
[メイン] ホーラ : 「………そう、ですね」
[メイン] 町田ギンコ : 「なんか使えそうな情報あったっけ?」
[メイン] ホーラ : 「い、意味は……今の段階では、無いかも、ですけど……」
[メイン] ホーラ : 「……でも、支部長さんの状況を知れたということだけは、私は……有意義、だと思ってます」
[メイン] 町田ギンコ : 「ハハッ、プラス思考じゃん」
[メイン] ホーラ : ……それに、私は……オーバーウォッチさんを探したいという思いも、強く、なりましたし……。
[メイン]
ホーラ :
「え、えへへ……」
言葉通り受け取り、照れ笑い。
[メイン] 町田ギンコ : 「しかたねー。お外に行った男衆が何か掴んでるかもしれないし、そっちに期待してみっか」
[メイン] ホーラ : 頷く。
[メイン] ホーラ : 「そう、ですね……残す情報は……未確認RBに関するもの……」
[メイン] ホーラ : 「オーバーウォッチさんと、未確認RBの、繋がり……」
[メイン] ホーラ : ……ここが分かれば、きっと……。
[メイン] ホーラ :
[メイン] ホーラ :
[メイン] ホーラ :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
trigger 『レネゲイドビーイング:025』
登場:任意
[メイン] ホーラ : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+3[3] > 42
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率 : 39 → 42
[メイン] 町田ギンコ : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+9[9] > 55
[メイン] system : [ 町田ギンコ ] 侵蝕率 : 46 → 55
[メイン] 待針縫 : 48+1d10 登場/リザレクト (48+1D10) > 48+3[3] > 51
[メイン] インベスティゲイター : 42+1d10 登場/リザレクト (42+1D10) > 42+9[9] > 51
[メイン] system : [ インベスティゲイター ] 侵蝕率 : 42 → 51
[メイン] シュガーシャワー : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+4[4] > 44
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 48 → 51
[雑談] system : [ 待針縫 ] ロイス : 2 → 3
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] マスタリー : 「成る程。当該レネゲイドビーイングがオーバーウォッチの情報を握っている可能性があるのでしたら───」
[メイン]
マスタリー :
[メイン]
マスタリー :
[メイン] GM : キミ達はマスタリー案内の元、S市支部の簡易的な宿舎へと通された。
[メイン] ホーラ : ごくり、喉を鳴らす。
[メイン] ホーラ : 緊張した表情で、マスタリーの後ろに着いていく。
[メイン] 町田ギンコ : 「めっちゃ有能じゃん、マスタリー。もうこいつ一人で充分じゃね?」
[メイン] シュガーシャワー : シュガーシャワーは結局ゴミ箱が抜けなかったので、頭に被ったままここまで来た。
[メイン] インベスティゲイター : 「一人で十分でも首は突っ込む」
[メイン]
待針縫 :
「……実働はどうしても俺らが行かないといけないからね」
スルー。するっとスルー。
[メイン] ホーラ : 「あ、あはは……で、ですがマスタリーさんは、代理支部長のお仕事がありますから……」
[メイン] シュガーシャワー : 「そしてゴミ箱にも首を突っ込む」
[メイン]
インベスティゲイター :
「物理的にはではない」
外せよ
[メイン] ホーラ : あ、シュガーシャワーさん。
[メイン] シュガーシャワー : 「頼むから外してくれ」
[メイン] 町田ギンコ : 「ん? そのゴミどこで拾ってきたの?」
[メイン] 待針縫 : 「わかんない」
[メイン] ホーラ : 事件に巻き込まれておらず、ホッとする。
[メイン] 待針縫 : わかんない。
[メイン] インベスティゲイター : 「現代社会から……かな……」
[メイン] ホーラ : 「ゴ、ゴミだなんて失礼ですよ……!?ね!シュガーシャワーさん!」
[メイン] 町田ギンコ : 「社会ってのは複雑だねー」
[メイン] ホーラ : ちゃんとこうして、お仕事に来てくれたわけですし……。
[メイン]
シュガーシャワー :
「いつの間にかゴミ箱にハマっちまったんだ。
これは何かに襲撃されたに違いない!」
[メイン] ホーラ : て、ていうか、本題はそこじゃないです……!
[メイン] ホーラ : 改めてマスタリーの方を向き。
[メイン] シュガーシャワー : 「気をつけろ……奴らの攻撃は既に始まっているッッッ」
[メイン] ホーラ : 「……マスタリーさん、この宿舎は……?」
[メイン] マスタリー : ゴミを見るような目でゴミを見ている。
[メイン] シュガーシャワー : そのゴミは悪臭を放っていた。
[メイン] マスタリー : 「っと、はい。此方が職員や一時的に保護したオーヴァードなどの宿泊施設ですね」
[メイン] インベスティゲイター : 「で、話題のRBってのはどこよ?」
[メイン] ホーラ : 「………なる、ほど……では、この中に……」
[メイン] 待針縫 : 「成程ね。具体的な今後が決まったらそっちに……っとと、そうそう。本題はそっち」
[メイン] ホーラ : ……件の、未確認RBが……。
[メイン] マスタリー : 「彼はこの025号室に入っていています」
[メイン] ホーラ : 再び、ごくりと喉を鳴らし。
[メイン] マスタリー : そう言って指した先には025と書かれたプレートが
[メイン]
シュガーシャワー :
「さっさと話そう。
私をこんなにしたRB許せねぇよ……」
[メイン]
ホーラ :
「……ありがとうございます」
マスタリーに一礼し、視線を、025号室へ。
[メイン] インベスティゲイター : 扉を確認もなく開きに行く。
[メイン] シュガーシャワー : 025号室に悪臭を撒き散らしながら突入。
[メイン] ホーラ : ……うぇえ?!
[メイン] インベスティゲイター : 「えっ」
[メイン] 待針縫 : やりやがった。
[メイン] インベスティゲイター : こ……こいつ……!
[メイン] 町田ギンコ : 後方で安全地帯から眺める
[メイン] マスタリー : 「今のところ危険のある素振りは見せていませんが…こう言った状況ですので注意は怠らないようお願いしま…」
[メイン] ホーラ : 「え、え、え!?!?」
[メイン]
待針縫 :
ダッシュで追随。
畜生!!!!!
[メイン] インベスティゲイター : 負けられねえ。
[メイン] インベスティゲイター : 入る!!!
[メイン] ホーラ : 「ギ、ギンコさん、どどど、どうしましょう……!?」
[メイン] シュガーシャワー : 「さっさと入って文句言わねえとな」
[メイン] ホーラ : 想定外の事態。
[メイン] マスタリー : まあ、コイツなら良いかなと一瞬思ったがすぐに追従した。
[メイン] ホーラ : これが、お仕事……?え……???
[メイン] 町田ギンコ : 「あいつらに任せとけば? やる気満々っぽいし」
[メイン] ホーラ : 「っ……!そ、それは、ダメ、です……!私も……真実を、知りたいので……!」
[メイン] ホーラ : 「……ギンコさんも、そう、ですよね……?」
[メイン] 町田ギンコ : 「あたしネタバレとか気にしないタイプだから」
[メイン] ホーラ : な、なる、ほど……?
[メイン] 町田ギンコ : 「あとから教えてくれたらいいよ」
[メイン]
ホーラ :
「……わかりました」
頷き。
[メイン] ホーラ : 「では、行ってきます……」
[メイン] ホーラ : そうして、025室の扉の向こうへ。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : そうして開いた扉の向こうには
[メイン] レネゲイドビーイング : 黒い髪を伸ばした男性の容姿をしたレネゲイドビーイングが寝転がって漫画雑誌を読んでいた。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「……なんだ?まだ検査とやらがあるのか?」
[メイン] インベスティゲイター : 「聴取だ」
[メイン] シュガーシャワー : 「検査の前にやってもらうことがある」
[メイン] シュガーシャワー : 「ゴミ箱を外してくれ」
[メイン]
ホーラ :
……!この方、が……。
RB……あまり多く見る機会は、ありませんが……すごい、ですね……私達と、そっくり……。
[メイン] 待針縫 : 「……えーと、まずは大変失礼しました」
[メイン] 待針縫 : 「あとゴミは無視していいです、俺らの本題はそっちじゃない」
[メイン]
ホーラ :
「……あ、え、えっと、えい!」
シュガーシャワーのゴミ箱を引っこ抜き。
[メイン] シュガーシャワー : むせ返るような悪臭はたちまち025号室に充満した。
[メイン] ホーラ : うっ……!?く、臭い……!?!?
[メイン] マスタリー : 「…此方は先程話をしたイリーガルの方々です」
[メイン]
待針縫 :
「…………改めて大変失礼をば。申し訳ない」
苦く笑い頭を下げる。
なんかもうこれで誤魔化せないかなぁ。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「ああ、支部長なる者の行方をどうこうという一行か」
[メイン] ホーラ : こ、これが、UGNの仕事なのですね……それでも、挫けませんよ……!立派な、"お姉ちゃん"になるために……!
[メイン] インベスティゲイター : 「なお、このゴミは含めないでいい」
[メイン] 待針縫 : 「そうだね」
[メイン]
シュガーシャワー :
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙痛゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
激痛が走ったがホーラの手によりゴミ箱は抜けた。
[メイン]
ホーラ :
「あ、す、すみません!すみません!」
RBに頭を何度も下げ。
[メイン] インベスティゲイター : 「このことは本当に申し訳ないと思っているが、それはそれだ」
[メイン] インベスティゲイター : うるせえ……
[メイン] インベスティゲイター : 「聞かせてもらいたい話がある」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「……なんというか、俺はこんな奴らに話をしなきゃならねばならんのか」
[メイン] ホーラ : 「初めまして……!イリーガルのホーラ、です……!」
[メイン] マスタリー : 「すみません…」
[メイン] インベスティゲイター : 「奴らとゴミと言ってくれ」
[メイン] ホーラ : ……う、うぅぅ……。
[メイン] インベスティゲイター : ひとまとめにしないでくれ
[メイン] 待針縫 : 「ごめんなさい。」
[メイン] ホーラ : 深く、頭を下げ。
[メイン] マスタリー : マスタリーはシュガーシャワーを外へと連れ出していった。
[メイン]
シュガーシャワー :
「まあそういうことだ。
お互い災難だな」
[メイン] マスタリー : 連れ出していった。
[メイン] シュガーシャワー : 「おわァアアア〜〜っ!!!」
[メイン] ホーラ : 「……非礼を働いてしまいました……」
[メイン] 町田ギンコ : ギンコは代わりに入って行った
[メイン] ホーラ : 「申し訳、ございません……」
[メイン] シュガーシャワー : 連れて行かれた。
[メイン] インベスティゲイター : 「よくやってくれた……」
[メイン] インベスティゲイター : 交代制なのか……
[メイン] 町田ギンコ : 「ってなわけでコントは終わってフリートークの時間だぜ、ナイスガイ」
[メイン] ホーラ : あ、ギンコさんです……!
[メイン] ホーラ : 視線をRBの方へ戻し。
[メイン] インベスティゲイター : 「単刀直入に聞く。オーバーウォッチは知っているな? そいつの話だ」
[メイン]
待針縫 :
「先日、あなたと話した女性だ」
「俺らは、彼女を追っている」
[メイン] ホーラ : インベスティゲイターの話に頷き。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「確かにそう聞いた」
[メイン] レネゲイドビーイング : 億劫そうに欠伸をしながら
[メイン] ホーラ : 「……な、何でも大丈夫ですので……何か、ご存知のことがありましたら……教えてくださりますと……嬉しい、です……!」
[メイン] 町田ギンコ : 「なんか言ってなかった? 津軽岬を見に行きたいとか何とか?」
[メイン] 待針縫 : 洒落にならねえ、という一言は胸に秘める。
[メイン] ホーラ : つ、津軽岬……それは、色々と、あれですね……。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「さあ、半月ほども前に出会った相手だ。今何処で何をしているかまでは俺にはわからんさ」
[メイン] ホーラ : 「…………」
[メイン] ホーラ : なる、ほど……。
[メイン] インベスティゲイター : 「その半月前の話でいい」
[メイン] ホーラ : 「……あの、つかぬ事をお伺いします……はい、その、半月前の、お話です」
[メイン] 待針縫 : 「構わない。僅かでもいい、彼女の印象、話していた内容、そういった情報を戴ければ問題はない」
[メイン] 町田ギンコ : 「そもそも何つながりで知り合ったのさ? やっぱタップル?」
[メイン] ホーラ : 「……オーバーウォッチさんとは、一体どのようなご関係で……?」
[メイン]
ホーラ :
カ、カップル……!
少し耳元が赤くなる。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「俺はある神社に祀られている…いわゆる御神体という奴から生まれたレネゲイドビーイングなのだが、まさにそう、俺がこの形を取った瞬間に奴と出くわした」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「それがちょうど半月前だ」
[メイン] 町田ギンコ : 「なかなかドラマチックじゃん」
[メイン] 待針縫 : ふむ、ふむ、と頷く。
[メイン]
ホーラ :
「ふ、ふむふむ……!」
RBの話を聞くのは貴重な体験で、興味深そうに聞く。
[メイン] インベスティゲイター : 続けてもらおう。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「何やらを必死に願っていたようだったが…」
[メイン] ホーラ : ………!!
[メイン] ホーラ : RBに一歩。
[メイン] ホーラ : 「い、一体どんな願い、ですか……!?」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「ああ、そう。『人手が欲しい』とかなんとかだ」
[メイン] 町田ギンコ : やっぱワンオペはメンタルを病むんだな……そう思って遠い目をする
[メイン] ホーラ : ……………ああ、やっぱり……。
[メイン] ホーラ : ……私達、オーヴァードは……1人では、生きていけない……。
[メイン] 待針縫 : 「…………………人手、ねえ」
[メイン] ホーラ : だから、理解者が、欲しくて……。
[メイン] ホーラ : ……理解者……?
[メイン] インベスティゲイター : 何となく婉曲な願いだな。
[メイン] ホーラ : じっと、RBを見る。
[メイン] 町田ギンコ : 「周りに愚痴るんじゃなくて、神様にお願いするってのがマジでヤバいよね」
[メイン] ホーラ : ………RBが、生まれる条件は……よく、分かっておりませんが、もしかしたら……?
[メイン] インベスティゲイター : 「愚痴る相手もいなかったんだろうな」
[メイン] 待針縫 : 「……で、ああそうだ。その後彼女とどんなお話をしたんで?」
[メイン] ホーラ : 「……ええ、そういうこと、なのでしょうね……」
[メイン] 町田ギンコ : 「労災案件かァ……あたしたちじゃなくて労基署に動いてもらった方がいいんじゃないかな……」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「そうか?飯が、金が、愛が、それらが足りん時に祈る者など何百何千と見てきたぞ」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「どんな話…?」
[メイン] 待針縫 : 「あれ、話したんじゃないんです?」
[メイン] レネゲイドビーイング : 首を軽く捻ると
[メイン] レネゲイドビーイング : 「話も何も」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「奴は俺を見るなり何処かへと消え失せていったぞ」
[メイン] ホーラ : 「………え?」
[メイン] 待針縫 : 「……………ええ?」
[メイン]
ホーラ :
……??
これは、一体……?
[メイン] 町田ギンコ : 「うーん……手掛かりとしては微妙だなァ……」
[メイン] ホーラ : 話が、分からなく、なってきました……。
[メイン] インベスティゲイター : 「間違いなく、妙ではある」
[メイン] 待針縫 : 首を傾げる。
[メイン] 町田ギンコ : イージーエフェクト使っていい?
[メイン] レネゲイドビーイング : 「それこそ神ならぬ幽霊でも見たというような顔をしてな」
[メイン] GM : なんの?
[メイン] 町田ギンコ : 真偽感知
[メイン] GM : いいよ
[メイン] 町田ギンコ : 「似たようなもんでしょ」
[メイン] ホーラ : 「……………」
[メイン] 町田ギンコ : イージー《真偽感知》
[メイン] ホーラ : 「その、怯えていた、といった様子、でしたか……?」
[メイン] system : [ 町田ギンコ ] 侵蝕率 : 55 → 57
[メイン] レネゲイドビーイング : ワタシ、ウソツイテナイネ
[メイン] 町田ギンコ : 「コイツ、ウソツイテナイアル」
[メイン] インベスティゲイター : 「無いのかあるのかどっちなんだ」
[メイン]
ホーラ :
「! な、なるほど、ありがとうございます……!」
ギンコに一礼し。
[メイン] 待針縫 : 「ワカタアル……じゃ、なくて」
[メイン] ホーラ : ……何故棒読みなのかは、置いておきまして……。
[メイン] 町田ギンコ : 「そんな雰囲気出してたから仕方ないんだよ」
[メイン] インベスティゲイター : 「まあ、反応は気になる。ただ怯えていただけじゃあ無いだろう」
[メイン]
待針縫 :
見た瞬間に、消え失せた。
神ならぬ、幽霊……。
[メイン] 待針縫 : ふうむ、と唸る。
[メイン] ホーラ : 「はい、もっとその時のオーバーウォッチさんの様子が、知りたい、です……!」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「いいや?とにかく怯えていたという顔だった」
[メイン] 待針縫 : 「怯え、ね」
[メイン] ホーラ : 「………怯えて、いた……」
[メイン] インベスティゲイター : 「む……」
[メイン] ホーラ : どう、して……?
[メイン]
レネゲイドビーイング :
「何かを恐れ、怯え、怖がる」
「まさしくアレはそのような顔であった」
[メイン] ホーラ : 「………………支部長さん、なのに……」
[メイン] 待針縫 : 頷いて。
[メイン] ホーラ : これまで、多くの仕事をこなしてきたはず、なのに。
[メイン] インベスティゲイター : 「なるほどね……」
[メイン] 待針縫 : 「もうちょっと、深く調べる必要が出たね」
[メイン] ホーラ : それこそ、FHや、ジャームとの戦いだって……。
[メイン] 町田ギンコ : 「なんか思いついたような顔じゃん、インベス」
[メイン] インベスティゲイター : 「皆目、見当もつかない!」
[メイン] 待針縫 : 「つかないのかよ」
[メイン] 町田ギンコ : 「つっかえねえな、こいつ」
[メイン] ホーラ : 「……え!?そうなのですk……ずこー」
[メイン] インベスティゲイター : 「それはすまん」
[メイン] 待針縫 : 「……俺としては、まあ」
[メイン] インベスティゲイター : 「ただ、その支部長と会った時の楽しみが増えるって話だ」
[メイン] ホーラ : 待針の方を向き。
[メイン] 町田ギンコ : 「あたしも何も思いついてないから何も言うまい……」
[メイン] 町田ギンコ : 「たださー」
[メイン] 町田ギンコ : 「あんたが会ったのは半月前なんでしょ」
[メイン] 町田ギンコ : 「じゃあそれから昨日までの間に何か他の手がかりがあんじゃないの?」
[メイン] 待針縫 : 頷いて。
[メイン] ホーラ : ! な、なるほど……!
[メイン]
インベスティゲイター :
「そういや、アンタはその空白期間は何してたんだ」
レネゲイドビーイングに向かって。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「何をしていたと言われても」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「誰も手入れをすることもないすっかり寂れた神社なので」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「掃除とか修理とかに取り組んでいた」
[メイン] 町田ギンコ : 「真面目じゃん」
[メイン] 待針縫 : えらい。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「自分の家がボロボロとか嫌だろ…」
[メイン] ホーラ : 「ふ、ふむふむ……」
[メイン] 待針縫 : 「それはそうだ」
[メイン] ホーラ : とってもえらいです……。
[メイン] インベスティゲイター : 何故か俺は、この勤勉な態度に酷く感動していた。
[メイン] インベスティゲイター : 何故か。
[メイン] 町田ギンコ : 「神様的には誰も参拝にこないってどんな気分なん?」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「さあ?自意識と呼ばれるようなものを獲得したのはそれこそ半月前だ」
[メイン] 町田ギンコ : 「そんなもんか」
[メイン] ホーラ : ふぅ~~~む……。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「それまでの俺はただの像に過ぎんよ」
[メイン] 町田ギンコ : 「せっかく祈ったのにこうしてRBにでもならないと人の声を聞いてくれないとは悲しいもんだ」
[メイン]
ホーラ :
やっぱり私が気になるのは……オーバーウォッチが何故、怯えてしまったのか……。
そこにきっと、彼女の苦悩があったはず、なのですから……。
[メイン] ホーラ : でも、このRBさんは、オーバーウォッチさんとの面識は、あまり多く無い、みたいですね……。
[メイン] インベスティゲイター : 「ま、こんなもんかね?」
[メイン] インベスティゲイター : 「大方話は聞いたと思うが」
[メイン]
ホーラ :
「……そうかも、ですね」
インベスティゲイターに頷き。
[メイン] 待針縫 : 頷く。
[メイン] 待針縫 : 「改めて、本日はありがとう」
[メイン] 町田ギンコ : 「このお礼はいずれするとするさ」
[メイン]
ホーラ :
「! は、はい、そうですね!貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました……!」
RBに頭を下げる。
[メイン] インベスティゲイター : 「ゴミは本当にごめん。今度参拝に行こうと思ってる」
[メイン]
レネゲイドビーイング :
「ああ、それは嬉しい限りだ」
「ついでに最後に一つだけ為になることを教えてやろう。事件とは関係がないかも知れんがな」
[メイン] 町田ギンコ : (もったいぶりやがって……)
[メイン] 待針縫 : 「……ん、何です?」
[メイン] ホーラ : 「………?」
[メイン] ホーラ : 小首を傾げる。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「先の質問にも通じるが、こうして人としての形と自我を持った俺と、神と呼ばれる何かというものが必ずしも一致するとは限らん」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「というよりも、願いを叶えるというなどという力は人格的な機能を持ち合わせることはないだろう。ただの入力されたものを出力する装置的なものだと思えば良い」
[メイン] ホーラ : あう。
[メイン] ホーラ : 難しい話。
[メイン] インベスティゲイター : 「よく分かった」
[メイン] 町田ギンコ : 「ロマンのない話だね。アラジンとか見たことない?」
[メイン] 町田ギンコ : 「……ないか」
[メイン]
待針縫 :
とん、とん、と顎を叩いて。
…………ま、それもそうだ。
[メイン]
インベスティゲイター :
所詮レネゲイド云々も物理的な話でしかない。
物理的に観測できない何かを全てその枠で納められるわけじゃない。
[メイン] 町田ギンコ : 「あ、一つ興味本位に聞いていい?」
[メイン] ホーラ : ……でも、でも、そう、ですね……願いを叶えるというのは……それだけ、難しいこと、なのですから……。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「何だ?」
[メイン] 町田ギンコ : 「あんたのところって参拝客って年に何回ぐらい来るの?」
[メイン] レネゲイドビーイング : 肩をすくめて
[メイン] レネゲイドビーイング : 「山奥の奥の奥にあるものでな」
[メイン] 町田ギンコ : 「じゃあこの半月で誰か来た?」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「いいや?」
[メイン] ホーラ : 普通では、来れない場所……。
[メイン] 町田ギンコ : 「なるほどね、サンキュー」
[メイン] ホーラ : 支部長さんがいない今……手掛かりは……。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「一年の間に訪れるものは片手で足りるほどとは言っておこう」
[メイン] 町田ギンコ : 「りょーかい。ご協力感謝するよ」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「まあ、俺はここにいる。また何かあれば聴きに来れば良い」
[メイン] 待針縫 : 「ありがとう。ああ、ええと……そうだ」
[メイン] 待針縫 : 部屋を出る間際、振り向いて。
[メイン] ホーラ : 「はい……!改めまして、ありがとうございました……!」
[メイン]
待針縫 :
「お名前。お伺いしていなかったね」
「俺は待針。待針、縫だ」
[メイン] インベスティゲイター : 「部屋替えは打診した方がいいかもしれないな……」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「ああ、名前」
[メイン] レネゲイドビーイング : 「さて、誰も覚えておらんのでな」
[メイン] ホーラ : ……名前が、無い……。
[メイン] レネゲイドビーイング : 「今はひとまず25…ニコとでも名乗るか?」
[メイン] 待針縫 : はは、と笑って。
[メイン] 待針縫 : 「わかった。覚えたよ」
[メイン] 待針縫 : 手を振って、部屋から出ていった。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : ……願いを叶える、ね。
[メイン] 待針縫 : “そんなもの”。
[メイン] 待針縫 : 意思なんてあったら、はは。
[メイン] 待針縫 : “世界はとっくに滅んでる”。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 追加情報項目
[メイン]
GM :
・「御神体」について
・オーバーウォッチの過去について
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 :
[メイン2] system : [ インベスティゲイター ] 侵蝕率 : 51 → 55
[メイン] 待針縫 : Middle「神を探せど八百万里」シーンプレイヤー:待針縫 登場:任意
[メイン] 待針縫 : 51+1d10 登場/リザレクト (51+1D10) > 51+4[4] > 55
[メイン] シュガーシャワー : 40+1d10 登場/リザレクト (40+1D10) > 40+3[3] > 43
[メイン] 町田ギンコ : 57+1d10 登場/リザレクト (57+1D10) > 57+4[4] > 61
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 51 → 55
[メイン] system : [ シュガーシャワー ] 侵蝕率 : 40 → 43
[メイン] system : [ 町田ギンコ ] 侵蝕率 : 57 → 61
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 調査をするなら、現地に向かった方がいいじゃないか。
[メイン] 待針縫 : それはそう。
[メイン] 待針縫 : 調査をするなら、今すぐの方がいいじゃないか。
[メイン] 待針縫 : それもそう。
[メイン] 待針縫 : だからっつってね。
[メイン] 待針縫 : あの後すぐにね。
[メイン] 待針縫 : 例の神社に直行するっていうのは。
[メイン] 待針縫 : バカのやることなんですよ。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 止めれば良かった。
[メイン] 待針縫 :
[メイン]
待針縫 :
「ぜえっ……はあっ……やっ……と、到着……」
息を切らせて、階段を上り切る。
[メイン] 町田ギンコ : 「この程度で息を切らすとは運動不足かい、マッチー?」
[メイン] シュガーシャワー : 「疲れたよおおおおおおおおおおおおおおお」
[メイン]
待針縫 :
「に……じゅうななだよ、こちとら……」
三十路手前の体には辛い。
[メイン] シュガーシャワー : 「エスカレーターとかないの?」
[メイン] 町田ギンコ : 「でもオーヴァードでしょ、そんなんでいざって時に戦えんの?」
[メイン] シュガーシャワー : 「私も33だしなぁ……」
[メイン]
待針縫 :
「あるわけない……だろうが……ふう……」
流石に、息を整えて。
[メイン] シュガーシャワー : ゴミ箱を被っていたせいで悪臭まで漂わせる。
[メイン]
待針縫 :
「……俺は、まあ。色々小細工あるからね」
ぱん、ぱん、とコートを払い体勢を整えた。
[メイン]
待針縫 :
「ま、ちゃちゃっと調べてしまおう」
「やる事は決まってる、からね」
[メイン]
シュガーシャワー :
きょろきょろ。
一般人がいないことを確認する。
[メイン] 町田ギンコ : 「戦えんだったらいいや。あたしは逃げ足以外は終わってるのでいざって時はよろしくね!」
[メイン] シュガーシャワー : 「その前にやることがある」
[メイン] 待針縫 : へいへい、と言って本殿に……。
[メイン] 町田ギンコ : 「おう言ってみろゴミ」
[メイン] 待針縫 : 「……何よ」
[メイン] シュガーシャワー : シュガーシャワーの辺りだけ豪雨が降り注ぐ。
[メイン] シュガーシャワー : その雨は甘ったるい桃の匂い。
[メイン]
待針縫 :
「……………」
何やってんだ、の言葉が出てこない。
なんかもう、それ以前の話。
[メイン] 町田ギンコ : 「え、なんぞこれ?」
[メイン] シュガーシャワー : 「臭いまま神社に行ったらバチ当たりだろうが!」
[メイン] シュガーシャワー : 「体を洗ってるんだ」
[メイン] 町田ギンコ : 「支部でシャワー借りなよ」
[メイン] 待針縫 : 「そうだね」
[メイン] シュガーシャワー : 「あそこシャワーあるのか……」
[メイン] 町田ギンコ : 「あるんじゃね? 知らんけど」
[メイン] シュガーシャワー : 豪雨は止まった。
[メイン] シュガーシャワー : 悪臭は消えたが、砂糖水でベタベタだった。
[メイン] 待針縫 : 存在そのものが、神に対する無礼になってきたな。というのは。
[メイン] 待針縫 : 流石に品性の無い考えだ。やめよう。
[メイン]
シュガーシャワー :
「じゃあ行くか」
ベタベタと砂糖の足跡をつけながら神社へ向かう。
[メイン] 町田ギンコ : 「ゴミよか、甘ったるい臭いの方がマシだろうし、いいんじゃない?」
[メイン]
待針縫 :
「………お前本殿には足踏み入れんなよ」
流石に釘を刺し。
[メイン] シュガーシャワー : 「もう入っちゃった」
[メイン] 待針縫 : ふふっ。
[メイン]
待針縫 :
まあいい。
もういい。
[メイン] 待針縫 : 「じゃあ」
[メイン] シュガーシャワー : 本殿は滴る砂糖水でベタベタだ。
[メイン] 待針縫 : 「仕事始めるぞ」
[メイン] 町田ギンコ : 「あいよ」
[メイン] 町田ギンコ : この女、実はここに来る前に御神体についてちょっと調べてきている
[メイン] 町田ギンコ : その場で願いが直後に叶う神社……そんなもん無視しておけるはずがないよね!
[メイン] 町田ギンコ : というわけで難易度くれ
[メイン] GM : 遅くなって悪かったが何で調べる
[メイン] 町田ギンコ : 社会ならなんでもいいや
[メイン] GM : じゃあ15
[メイン] 町田ギンコ : わかった
[メイン] 町田ギンコ : 財産点使える?
[メイン] GM : イイヨッ
[メイン] 町田ギンコ : (3+0)dx 【社会】 (3DX10) > 9[4,8,9] > 9
[メイン] 町田ギンコ : 6点使用っと
[メイン] system : [ 町田ギンコ ] 財産P : 51 → 45
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
・「御神体」について
信仰する者がほとんどいなくなり放置されており、人もほとんど訪れることがないので発覚が遅れたが、分類上はEXレネゲイドに近い何かである。
Eロイス『愚者の契約』を所持している。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 町田ギンコ : 「ところでマッチーさぁ?」
[メイン]
待針縫 :
「……なんだい?」
首を傾げて。
[メイン] 町田ギンコ : 「『愚者の契約』って何かわかる?」
[メイン] 町田ギンコ : 「さっき御神体について調べてたら"師匠"から連絡会って、そういうのが関わってるからうかつに近寄るなとか何とか」
[メイン] 待針縫 : 僅かに。
[メイン] 待針縫 : 瞳が、揺れた。
[メイン]
待針縫 :
“願望生成器”。
レネゲイドは、それを可能にしてしまう。
その方法の1つであり──。
[メイン] 待針縫 : 「そうだな」
[メイン] シュガーシャワー : 「知ってるなら洗いざらい吐け!」
[メイン] 待針縫 : 「“最悪に等しいもの”だ」
[メイン] 町田ギンコ : 「そんなに」
[メイン] シュガーシャワー : 「給料貰えないより?」
[メイン] 待針縫 : 嗤う。
[メイン]
待針縫 :
エグゾーストロイス。
繋がりを否定した、強い衝動により生まれた、異常なるレネゲイドの渦動。
[メイン] 町田ギンコ : 「ギンコちゃんの名推理では、さっきのニコ……だっけ? あれと御神体が別物ってのは薄々勘付いてたわけなんだけど、そこがよくわかってなくてさー」
[メイン] 待針縫 : 「有り体に言えば」
[メイン] 町田ギンコ : 「ふむ」
[メイン] 待針縫 : 「願いを叶えたのはこのジャームだ」
[メイン] 町田ギンコ : 「わお」
[メイン] シュガーシャワー : 「へ〜!」
[メイン] 待針縫 : 本殿に鎮座するそれを、見る。
[メイン] 町田ギンコ : 「叶えてもらって、はい、おしまい。ってなる?」
[メイン] 待針縫 : 「それにより生まれたのが、“ニコ”となるが」
[メイン] シュガーシャワー : 「どうせ願いを叶えるんなら私の願いを叶えて欲しいねぇ」
[メイン] 待針縫 : 「ならない」
[メイン] 町田ギンコ : 「だよねー」
[メイン] 待針縫 : 「“絶対に対価を求める”」
[メイン]
町田ギンコ :
「あたし今日結構お金持ってるけど」
財布を取り出す
[メイン] シュガーシャワー : 「くれくれくれくれくれくれくれくれくれ」
[メイン] 待針縫 : 「形に出来る価値以外も要求される事はある」
[メイン] 町田ギンコ : 「ほらよ。拾えよ、貧乏人」
[メイン] 町田ギンコ : 《文書偽造》で偽造したお金を地面にばらまく
[メイン]
シュガーシャワー :
「うわあり!!!!」
醜く地べたに這いずり回り金を掻き集める。
[メイン]
待針縫 :
「…………まだ、“それ”まではわかっていないが」
「恐らくそれが彼女の失踪に大きく関わったんだろう」
[メイン] シュガーシャワー : 「全部私のだぞ! もう返さねぇからな!」
[メイン]
町田ギンコ :
「完全に厄ネタじゃん」
財布をしまい、シュガーシャワーを無視して
[メイン]
待針縫 :
憐れんだ目で見て。
……知性とは社会性の担保なんだな。
[メイン] 待針縫 : 「そういう事だ」
[メイン]
待針縫 :
「少なくとも、この御神体に関しては一刻も早い処置をした方がいい」
「………そして」
[メイン] 町田ギンコ : 「そして?」
[メイン]
待針縫 :
「件の支部長は、今非常に危険な状態にあると考えていい」
「ジャームの影響下にある事が、まず確実だから」
[メイン]
シュガーシャワー :
「大変だね」
完全に他人事だと思っていた。
[メイン] 待針縫 : 嗤って。
[メイン] 待針縫 : ケツを蹴る。
[メイン] 町田ギンコ : 「つっても今いるのはゴミとマッチーとあたしだけだかんなァ……今日はちょろっとだけ様子見て帰るってのどうよ?」
[メイン] 待針縫 : 「“仕事の時間だ”」
[メイン] シュガーシャワー : 「ってぇ!!」
[メイン] 待針縫 : 「遊んでんじゃねえよ」
[メイン] 待針縫 : 嗤いながら。
[メイン] 町田ギンコ : (あ、キレてる)
[メイン]
待針縫 :
「様子見でも問題ない、が」
「どの道他の面子と、そしてマスタリーさんへの連絡が必須だな」
[メイン] シュガーシャワー : シュガーシャワーの全身は砂糖水でベタベタなので、待針の足にも当然砂糖水が付着した。
[メイン] 町田ギンコ : 「そうだね。とりあえず見るだけ見るとしよっか」
[メイン] シュガーシャワー : そしてケツを蹴られた衝撃で掻き集めた札束が手から離れて、一陣の風に舞って空の彼方へ飛んでいった。
[メイン]
シュガーシャワー :
「なんで!?(^^)なんで!?(^^)私いい子にしてたのに!?
んああああああああああああああああああああ」
[メイン]
待針縫 :
踏みつける。
シュガーシャワーの、真横の地面を。
[メイン] 待針縫 : 笑いながら。
[メイン] 待針縫 : 「“遊ぶな”」
[メイン] シュガーシャワー : 「いやだってお金が……」
[メイン] 待針縫 : 笑いながら。
[メイン] 待針縫 : 「“遊ぶな”」
[メイン] シュガーシャワー : 「はい」
[メイン] 待針縫 : にこり、と笑った。
[メイン] 町田ギンコ : 「こわ~」
[メイン] 待針縫 : 「それじゃ、一旦“それ”を確認……いや、それもしない方がいいか」
[メイン] 待針縫 : 「皆に連絡をしようか」
[メイン] シュガーシャワー : 「うっす」
[メイン] 町田ギンコ : 「せめてオーバーウォッチがいるかどうかぐらいは見とこうぜ」
[メイン] 待針縫 : 「………」
[メイン] 待針縫 : 「……まあ、それはそうか」
[メイン] 町田ギンコ : 「場合によっちゃ戦える奴だけじゃなくて、救護班も必要になるかもだし」
[メイン] 待針縫 : “願望器”、しかも……比較的“暴力的”なそれに近づくリスクが頭をよぎったが
[メイン] 町田ギンコ : と言いつつ、この女、半分は怖いもの見たさである
[メイン] 待針縫 : …………救護の観点なら、それはその通りだから。
[メイン] 待針縫 : 「わかった、行こうか」
[メイン] シュガーシャワー : 「そういうことなら真面目に探しますか」
[メイン] 町田ギンコ : 「よっしゃ」
[メイン]
シュガーシャワー :
そう言って本殿の中へ突入!
砂糖水を身に纏いながら──
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン2] system : [ ホーラ ] ロイス : 2 → 3
[メイン] GM : ただの寂れた神社の中にはふくよかな顔の男性を象ったような像が置かれていた。
[メイン] 町田ギンコ : 「それらしい人影は…………いないね」
[メイン]
待針縫 :
像を見る。
恐らく、これが?
[メイン] GM : 荘厳さなどはかけらもなく、しかし埃などは少しばかり片付けられている。
[メイン] 待針縫 : 「………彼が掃除していたから、かな」
[メイン] 待針縫 : 思ったよりかはしっかりと整っていたそれを見る。
[メイン] シュガーシャワー : 流石に怒られたからかシュガーシャワーなりに真面目に仕事をしようとしているようだ。
[メイン] シュガーシャワー : 像を調べようと砂糖水塗れの手でベタベタ触っている。
[メイン] 町田ギンコ : 「思ってたより綺麗なのは良かったけど……」
[メイン]
GM :
事実として数時間前まではレネゲイドビーイングが居座っていたのだから。
もっとも、UGNの接触が終わった後には誰もいなくなってはいたが
[メイン] GM : そうして像に触れていたシュガーシャワーの視界の端に何か白いものが映る。
[メイン] シュガーシャワー : 他も調べる為に歩き回るが、その度に身から滴る砂糖水で本殿の中は濡れていく。
[メイン] GM : その何かは隙間風が吹くと共に軽く、浮くように動き待針の足下へと飛んできた。
[メイン] シュガーシャワー : 「何か白いのがあるぞ」
[メイン]
待針縫 :
「おっ、と」
それに気づき、しゃがみ込んで。
[メイン] 待針縫 : それを見る。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : たどたどしく、震えたような文字で
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 『私はだれ』
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : そう書かれていた。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 女性のものと思しき線の細い筆跡。
[メイン]
GM :
[メイン]
待針縫 :
拾い上げて。
目を細めて。
[メイン] 町田ギンコ : 「ん? なにそれ?」
[メイン] シュガーシャワー : 「小切手?」
[メイン]
待針縫 :
「………なんというか」
メモを見せて。
[メイン] 待針縫 : 「“メッセージ”」
[メイン] シュガーシャワー : 「誰かな……」
[メイン] 町田ギンコ : 「こんな寂れたところにメッセージ残す奴なんて知れてるでしょ」
[メイン] シュガーシャワー : 「誰かな……」
[メイン] 町田ギンコ : 「まだ近くにいるかな……?」
[メイン]
シュガーシャワー :
「ちょっと探してみよう」
奥の方も覗いてみる。
当然砂糖水で濡れる濡れる。
[メイン]
シュガーシャワー :
本殿の中は甘ったるい桃の匂いで充満する。
強烈な匂いが鼻を突き刺す。
[メイン]
GM :
[メイン] GM : ・追加情報項目
[メイン] GM : オーバーウォッチに何が起きているのか
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 町田ギンコ : 「さっきから甘ったるさと埃っぽさが混じって気持ち悪いし、全然わっかんね」
[メイン]
町田ギンコ :
「マッチー、何か思いつかない?」
シュガーシャワーの存在を完全に無視して
[メイン]
待針縫 :
「………」
数度、頭を指で、叩いて。
[メイン] 待針縫 : 輪郭は朧気で、ピースも埋まり切っていない。
[メイン] 待針縫 : でも。
[メイン] 待針縫 : 「ちょっと、待っていてね」
[メイン] シュガーシャワー : 部屋を手当たり次第に見て回る。
[メイン] 町田ギンコ : 「うん」
[メイン] 待針縫 : ふらり、と本殿の外に出て。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : キミは。
[メイン] 待針縫 : 1人でずっと頑張って。
[メイン] 待針縫 : 皆の為に頑張って。
[メイン] 待針縫 : それはきっと。
[メイン] 待針縫 : ……………“贖罪”の為、だったんじゃないか?
[メイン] 待針縫 : 得られた情報。
[メイン] 待針縫 : その断片を、紡ぎ。
[メイン] 待針縫 : 俺が感じたのは、それだから。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : だから、俺。
[メイン] 待針縫 : 答え合わせをしたいんだ。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 調査 「オーバーウォッチに何が起きているのか」
[メイン] 待針縫 : 判定、意思
[メイン] GM : 12
[メイン] 待針縫 : “思い出の一品”使用。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 後悔であれば、それを抱えているのは。
[メイン] 待針縫 : “俺も同じだ”。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : (3+0)dx+6+1 〈意志〉 (3DX10+7) > 9[6,9,9]+7 > 16
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : ・オーバーウォッチに何が起きているのか
[メイン] GM : 彼女はピュアノイマンである。
[メイン] GM : 彼女は自分の願いの代償が何であるかを断片からおよそ理解してしまった。
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 『人手が欲しい』という願いによって兄に似たRBを寄越された。
[メイン] GM : すると、兄の記憶は消えた。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : そこで終わりだと彼女は思っていた。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 5人のイリーガルが派遣されることになった。
[メイン] GM : すると、S市支部の人間との記憶が消えた。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 彼女は突然職場での記憶を失い、軽度のパニック状態になり両親の身の安全を確かめる為に電話をかけた。
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 彼女は両親の記憶を失った。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 彼女は理解した。
[メイン]
GM :
[メイン] GM : そして、『人手が欲しい』という願いは
[メイン] GM : 『このS市を守りたい』という大きな願いからくるものだと
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 傾向からして、S市に何らかの災厄が起きることを恐れた彼女はつまり
[メイン] GM : もう何も覚えていられない頭で死に場所を求めている
[メイン] GM : 契約者の死によって契約を破棄する為に
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : ──知った。
[メイン] 待針縫 : あらゆる手段を尽くして。
[メイン] 待針縫 : そう決めたから。
[メイン] 待針縫 : そうしたいと思ったから。
[メイン] 待針縫 : 次に、そうしたいと思ったのは。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 「誰かに、手を差し伸べられる子が」
[メイン] 待針縫 : 「誰にも、手を差し伸べてもらえないのは」
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 「そんなの、あんまりじゃないか」
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 町田ギンコ : Middle 「困った時の……」 シーンプレイヤー:町田ギンコ 登場:任意
[メイン] 町田ギンコ : 61+1d10 登場/リザレクト (61+1D10) > 61+6[6] > 67
[メイン] シュガーシャワー : 43+1d10 登場/リザレクト (43+1D10) > 43+10[10] > 53
[メイン] system : [ 町田ギンコ ] 侵蝕率 : 61 → 67
[メイン] 待針縫 : 55+1d10 登場/リザレクト (55+1D10) > 55+4[4] > 59
[メイン] ホーラ : 44+1d10 登場/リザレクト (44+1D10) > 44+3[3] > 47
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 55 → 59
[メイン] インベスティゲイター : 55+1d10 登場/リザレクト (55+1D10) > 55+8[8] > 63
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率 : 44 → 47
[メイン] system : [ シュガーシャワー ] 侵蝕率 : 43 → 53
[メイン] system : [ インベスティゲイター ] 侵蝕率 : 55 → 63
[メイン] 町田ギンコ : オーバーウォッチ失踪の仕組みに気付いた待針は支部に全員を集合させて、自身の考えを皆に伝えた
[メイン] シュガーシャワー : それをフルーツ牛乳飲みながら聞き流していた。
[メイン] ホーラ : 「っ………!!」
[メイン] シュガーシャワー : 「グビッ!」
[メイン] インベスティゲイター : 「それが真相か」
[メイン] 町田ギンコ : 「っぽいねー」
[メイン] ホーラ : 助けを欲すれば、繋がりが、消えて、いく……。
[メイン] 町田ギンコ : 「そして問題は真相がわかっても何一つ解決方法がわかんないってことだぜ!」
[メイン]
シュガーシャワー :
今現在集まっているのは支部の会議室。
砂糖水はまだ拭っていないので、当然ここは強烈な匂いが充満している。
[メイン]
ホーラ :
「うっ……」
ギンコさんのおっしゃる通り、現状……これは……打つ手が、無い……。
河は見えても、手牌は、全部、危険牌。
[メイン] インベスティゲイター : 「まあ一番手早い解決方法はあるよ」
[メイン]
ホーラ :
「………!!」
インベスティゲイターの方へ向き。
[メイン] 町田ギンコ : 「おっ、やるじゃんインベス」
[メイン] インベスティゲイター : 「そりゃまあ……」
[メイン] インベスティゲイター : 「現状、支部長をわざわざ助ける意味がないってことだ」
[メイン] ホーラ : 「ぇ………」
[メイン] 町田ギンコ : 「まさかの任務放棄と来たか」
[メイン] インベスティゲイター : 「面倒なのは助けることを考えた時だ」
[メイン] インベスティゲイター : 「天秤にかければ、さっさと、まあ」
[メイン] インベスティゲイター : 流石に言葉を濁す。言わんでも伝わるので顰蹙を買うこたあない
[メイン] インベスティゲイター : 「そっちの方がずっと簡単だな?」
[メイン] ホーラ : 「そ、それは……そう、かも、ですけど………」
[メイン] ホーラ : 「………ですが、私は……納得、できません……!」
[メイン] シュガーシャワー : 「給料も貰えるもんな」
[メイン] インベスティゲイター : 「まあそうだ。事情は明らかに見捨てたって文句を言えるもんじゃない」
[メイン] インベスティゲイター : 給料が入るくらいの理解は貰えるだろう。
[メイン] 町田ギンコ : 「ま、それで一応は解決だね」
[メイン]
ホーラ :
誰かを守ろうとした結果が、これ?
そんなのは、私は、見過ごせない……見捨てられません……!
[メイン]
シュガーシャワー :
空のパックを会議室のゴミ箱へ投げる。
外れてゴミ箱から少し離れたところへ落ちる。
[メイン] 待針縫 : 手を挙げて。
[メイン] 待針縫 : あくまで、軽く微笑む。
[メイン] 町田ギンコ : 「大のためなら小を犠牲にするいかにもUGNらしいやりかたじゃん」
[メイン]
ホーラ :
「………!」
待針の方を向き。
[メイン] 待針縫 : 「だとしたら」
[メイン] 待針縫 : 「認識が甘いよね」
[メイン] シュガーシャワー : 2本目のフルーツ牛乳を開けてグビグビ飲む。
[メイン] 町田ギンコ : 「何か思うところがあるようだねマッチー」
[メイン] インベスティゲイター : む、と少し声が漏れる。
[メイン]
待針縫 :
「ユニバーサルガーディアンネットワークの理念」
「それは」
「人類とオーヴァードの共存であり」
[メイン] 待針縫 : 「それは噛み砕いてしまえば」
[メイン] 待針縫 : 「“誰かの日常を守る事”だろう」
[メイン] ホーラ : その言葉に、力強く頷く。
[メイン] 待針縫 : 「今まさに」
[メイン]
待針縫 :
「“レネゲイドの被害に遭って”」
「“日常を脅かされている存在がいる”」
[メイン] 待針縫 : 「だったら」
[メイン] 待針縫 : 「助けられるのは、俺達しかいない」
[メイン] シュガーシャワー : 「その前に私を助けて欲しい」
[メイン] ホーラ : 「……はい、そのために私達は、ここにいるんです……!」
[メイン] インベスティゲイター : 「それは偏向的な視点だな」
[メイン] 待針縫 : 笑う。
[メイン] 町田ギンコ : 「でもマッチーの推理だとこのままいったら、支部長どころかS市自体がヤバいことになるんでしょ?」
[メイン] インベスティゲイター : 「そいつはただ日常を脅かされているだけじゃないだろ」
[メイン] シュガーシャワー : 「今月欲しいゲームがあるから早く給料欲しいもんな」
[メイン] 待針縫 : 笑みは、崩れない。
[メイン] インベスティゲイター : 「そう、今や逆に脅かす側になってるってことだ」
[メイン] インベスティゲイター : 「他の、その一人よりよっぽど多くの人間の”日常”を」
[メイン] 待針縫 : 「犯罪教唆」
[メイン] 待針縫 : 「他人により教唆され、犯罪を行わさせられる事をこの国ではそう言うんだ」
[メイン]
シュガーシャワー :
2本目も飲み終わったのでゴミ箱に向けて投げる。
また外れた。
[メイン] 待針縫 : 「“君の理屈は”」
[メイン] 待針縫 : 「“犯罪教唆の被害者の糾弾だ”」
[メイン]
待針縫 :
「俺達がやるべき事はなんだ?」
「解決だ」
[メイン]
シュガーシャワー :
「待針がやりたいんならやるでいいんじゃない?」
3本目を開けてグビグビと飲む。
[メイン] インベスティゲイター : 「はっ」
[メイン] インベスティゲイター : 「その通りだ」
[メイン] シュガーシャワー : 「解決したら給料増えそうだし失敗しても私の責任じゃないもんね」
[メイン]
インベスティゲイター :
「まあアレコレ言ったが、待針がやる気なら止めらない」
掌をひらひらと。
[メイン]
ホーラ :
ホーラは、ずっと黙ったまま。
一体これから、どうすればいいか、考えていた。
[メイン] 待針縫 : 笑って。
[メイン] 待針縫 : 「“やる事は変わらない”」
[メイン] 待針縫 : 「駆けずり回って、調べるだけだ」
[メイン] インベスティゲイター : 「柔いと思ってたけど、案外強情だなアンタ」
[メイン] 町田ギンコ : 「調べ物かァ……」
[メイン] 待針縫 : 笑って返す。
[メイン] 町田ギンコ : 「ぶっちゃけ多分そんな時間無いと思うよ」
[メイン] ホーラ : 「………そう、ですね……」
[メイン] 待針縫 : 「そうだよ?」
[メイン]
シュガーシャワー :
3本目を飲んで、ゴミ箱に投げて、外して、4本目。
その繰り返し。
ゴミ箱の周りには残骸が積み上がる。
[メイン] 町田ギンコ : 「現在ヤバいのはあの御神体だけじゃない。そもそもの支部長そのものもヤバいじゃん?」
[メイン] 町田ギンコ : 「記憶失ってるんでしょ彼女?」
[メイン] 町田ギンコ : 「だったら自分の衝動を抑える意志もない、世界と自分を繋ぎとめる繋がりもない。そして侵蝕率はアタシたちよりも結構高めときた」
[メイン] 町田ギンコ : 「だったらジャーム待ったなしだ」
[メイン] インベスティゲイター : 「問題が山積みだな」
[メイン] ホーラ : ギンコの発言に、悲しげに頷く。
[メイン]
シュガーシャワー :
シュガーシャワーはとにかく地頭が悪い。
興味のないことに関しては記憶力も悪い。
皆の会話も理解出来ないからなのか、飲食に熱中し、給料の使い道を思案する。
[メイン] ホーラ : 「………《愚者の契約》……」
[メイン] ホーラ : 「……願いを、叶える、もの……」
[メイン]
ホーラ :
「願いは……このS市を、守ること……」
ぶつぶつと、頭の中を整理していく。
[メイン] 町田ギンコ : 「ちなみにさー」
[メイン] ホーラ : じゃあ、じゃあ、願わなくて済むように、なったら……。
[メイン] 町田ギンコ : 「あの御神体を今ぶっ壊したらどうなんの?」
[メイン] 待針縫 : 「さあね」
[メイン] 町田ギンコ : 「願いがキャンセルされるのか。それとも現状は変わらずなのか」
[メイン] 町田ギンコ : 「クーリングオフってのは効かないのかな? どうなんだろ」
[メイン]
ホーラ :
人手を欲しいと願ったのは……このS市を、守りたいから。
オーバーウォッチさんの、切なる願い……。
じゃあ、今は………?
[メイン] インベスティゲイター : 「じゃ、試すか?」
[メイン] 町田ギンコ : 「キャンセル不可だったときが逆に困るかんねー」
[メイン]
ホーラ :
このS市の脅威って……?
"人手がある"今……やれることって……?
[メイン]
シュガーシャワー :
「頑張るなら頑張るでいいんじゃない?」
これが何本目か数えるものはいない。
[メイン] インベスティゲイター : 「そりゃそうだ。まあそれはそれで面白いかもしれんが」
[メイン] 待針縫 : すう、と息を吸って。
[メイン] 待針縫 : ぱちん。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 《帝王の時間》。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 時は止まった。
[メイン] 待針縫 : 誰も動かない。
[メイン] 待針縫 : “時間がない”?
[メイン] 待針縫 : アハハ。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 止めればいい。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : GM、能動的に情報を調査しても?
[メイン] GM : いいよ
[メイン] 待針縫 : うわあり!
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 恥も外聞もない。
[メイン] 待針縫 : 止まった時間で、ただ1人。
[メイン] 待針縫 : 俺がひたすら、駈けずり回る。
[メイン] 待針縫 :
[メイン]
待針縫 :
能動調査、まずは1つ目
「愚者の契約の代償とは、具体的に何だ?」
判定、意思
[メイン] GM : 8
[メイン] 待針縫 : (3+0)dx+6+1 〈意志〉 思い出の一品 (3DX10+7) > 9[1,1,9]+7 > 16
[メイン]
GM :
[メイン] GM : かつては願いによって与えられる『幸福』と同程度の『不幸』…
[メイン] GM : だったが
[メイン] GM : 現在では信仰を失い力が減少した影響を受け、得られる『幸福』に対して『不幸』の量のレートが異常に跳ね上がった
[メイン]
GM :
[メイン]
待針縫 :
疑問解消1つ目、完遂。
息切れする暇はない。
[メイン] 待針縫 : 再度登場処理を行い再判定をしても?
[メイン] GM : よいよ
[メイン] 待針縫 : うわあり!!!!
[メイン] 待針縫 : 59+1d10 登場/リザレクト (59+1D10) > 59+4[4] > 63
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 59 → 63
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率B : 0 → 1
[メイン]
待針縫 :
能動調査、2つ目。
「契約者が死んだ場合それまでに叶った望みはどうなるのか」
判定、意思
[メイン] GM : 8
[メイン] 待針縫 : (3+1)dx+6 〈意志〉 (4DX10+6) > 9[4,6,7,9]+6 > 15
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 叶った望みは出力した『結果』でしかない。
[メイン] GM : 起きた結果が逆行して変更することはない。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
待針縫 :
疑問解消、2つ目。
流石に、俺以外に誰も居ない街を駆けずり回る、は大変だが。
[メイン] 待針縫 : だが、まだだ。
[メイン] 待針縫 : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+8[8] > 71
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 63 → 71
[メイン]
待針縫 :
能動調査、3つ目
「御神体を破壊したら、どうなるか」
技能、意思
[メイン] GM : 8
[メイン] 待針縫 : (3+1)dx+6 〈意志〉 (4DX10+6) > 10[2,3,8,10]+9[9]+6 > 25
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 今後の出力が行えなくなる。
[メイン] GM : つまりはその時点で契約は終わる。
[メイン] GM : まあ
[メイン] GM : とはいえ
[メイン] GM : 抵抗は予想される。
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 : 疑問解消3つ目。3つ、まだ。まだ。
[メイン]
待針縫 :
息切れ。
空気が、苦しい。
[メイン]
待針縫 :
だめだ。
まだ、止まるな。
[メイン] 待針縫 : 71+1d10 登場/リザレクト (71+1D10) > 71+10[10] > 81
[雑談] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率B : 1 → 2
[メイン] 待針縫 : 能動調査4つ目……
[メイン] 待針縫 : 「その場合」
[メイン] 待針縫 : 「消えた記憶は、戻るのか?」
[メイン] 待針縫 : 判定、意思
[メイン] 待針縫 : (3+2)dx+6 〈意志〉 (5DX10+6) > 10[3,3,3,7,10]+2[2]+6 > 18
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 既に記憶が消えたのは結果である。
[メイン] GM : 御神体の状態に関わらず消えたものは消えた状態になる。
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 : たち
[メイン] 待針縫 : どまりそうに、な
[メイン] 待針縫 : ダメだ。
[メイン] 待針縫 : ダメなんだ。
[メイン] 待針縫 : ここで、立ち止まりなんてしたら、それこそ。
[メイン] 待針縫 : だれが、あの子を。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 71+1d10 登場/リザレクト (71+1D10) > 71+5[5] > 76
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 71 → 86
[メイン] 待針縫 : 能動調査、5つ目
[メイン] 待針縫 : 「……じゃあッ!」
[メイン] 待針縫 : 「どうすれば、あの子の記憶を……取り戻せるのかッ!」
[メイン] 待針縫 : 「教えてくれよ!」
[メイン] 待針縫 : 向けるは。
[メイン] 待針縫 : 意思。
[メイン] GM : 12
[メイン] 待針縫 : (3+2)dx+6 〈意志〉 (5DX10+6) > 9[1,5,7,9,9]+6 > 15
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 記憶をいじるなんて
[メイン] GM : UGNにはお手のものじゃないか?
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 : 吐き気、を、堪えて。
[メイン] 待針縫 : ちがう、俺は。俺は……俺、は。
[メイン] 待針縫 : …………………嫌だ。
[メイン] 待針縫 : 泣きそう、いいや、もうぐちゃぐちゃに顔はなっている。
[メイン] 待針縫 : でも、まだ、まだ
[メイン] 待針縫 : まだ。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 86+1d10 登場/リザレクト (86+1D10) > 86+6[6] > 92
[メイン] 待針縫 : これが、最後だ。
[メイン] 待針縫 : 「あの子は今、どこにいる?」
[メイン] 待針縫 : 判定、意思。
[メイン] GM : 10
[メイン] 待針縫 : (3+2)dx+6 〈意志〉 (5DX10+6) > 10[2,4,8,10,10]+10[3,10]+10[10]+5[5]+6 > 41
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 墓場
[メイン] GM : 誰かの、墓場
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : わかった。
[メイン] 待針縫 : “書置き”を、皆の居る部屋へと残して。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 次に、その指が鳴った時には。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : ぱちん。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] ホーラ : 「………あ、あれ?」
[メイン] ホーラ : 瞬き。
[メイン] ホーラ : その瞬間に、待針の姿が、消える。
[メイン] シュガーシャワー : 「それにしても1回もゴミ箱に入らないな」
[メイン] 町田ギンコ : 「オーバーウォッチ、シュガーシャワーに続いて、マッチーも消えた!?」
[メイン] ホーラ : そして、テーブルには、紙。
[メイン] シュガーシャワー : 「待針も偉そうなこと言っといてサボりかぁ〜?」
[メイン] インベスティゲイター : 「強情通り越して暴走だな、おい」
[メイン] ホーラ : "書置き"を手にし……。
[メイン] ホーラ : 「……ホロウヴィジョンさん……」
[メイン] ホーラ : ……すごい……なんて、すごい方なのでしょう……!
[メイン] インベスティゲイター : 「おもしれーことするな」
[メイン]
ホーラ :
待針の能力は、事前に資料を見て、分かっていた。
時を止めることができる。
[メイン] ホーラ : そして、その結果が、これ。
[メイン] ホーラ : 「こんな、多くの情報を……」
[メイン] 町田ギンコ : 「ふーん……随分まだるっこしい真似するね、あいつ」
[メイン] インベスティゲイター : 「暢気に話してていいのか?」
[メイン] シュガーシャワー : 「いいよ」
[メイン] インベスティゲイター : 「お前はな」
[メイン]
ホーラ :
「!!」
インベスティゲイターを見て。
[メイン] ホーラ : 「そ、そう、ですね……!やることは、2つ、です……!」
[メイン] ホーラ : 時間は、無い。
[メイン] ホーラ : 「一つは……御神体の破壊、です……!」
[メイン] 町田ギンコ : 「一応おっかけるか。追いついた時にはもう全部解決してるかもだけど」
[メイン] ホーラ : 「そしてもう一つは、オーバーウォッチさんの回収、です……!」
[メイン] 町田ギンコ : 「それとも……」
[メイン] ホーラ : 「同時に行なう必要が……あります……!」
[メイン] 町田ギンコ : 「もう手遅れになってたりしてね……」
[メイン] シュガーシャワー : 「いや後1つある」
[メイン] インベスティゲイター : 「一応言え」
[メイン]
ホーラ :
「え?」
シュガーシャワーを見て。
[メイン] シュガーシャワー : 「腹痛を治すことだな……」
[メイン] ホーラ : …………?
[メイン] シュガーシャワー : 「飲み過ぎちゃった……」
[メイン]
ホーラ :
ふくつう。
……な、何か、深い意味が、あるのでしょうか……?
[メイン] インベスティゲイター : 「分かった。無職、お前は俺とご神体の方に行くぞ」
[メイン] ホーラ : 「えっと……正露丸、要りますか……?」
[メイン] シュガーシャワー : 「えっ!? でも私腹が痛くて……」
[メイン] シュガーシャワー : 「一応貰う」
[メイン] インベスティゲイター : 「いいだろ」
[メイン] 町田ギンコ : 「じゃあホーラとあたしはマッチー追おっか」
[メイン] インベスティゲイター : 「今な、面白い真相が出来るところなんだよ」
[メイン]
ホーラ :
「あ、ど、どうぞ……」
正露丸を容器ごと渡し。
[メイン] インベスティゲイター : 「お前みたいなやつに汚されたらヤなんだよ」
[メイン] シュガーシャワー : 正露丸を飲む。
[メイン]
ホーラ :
「……!そ、そう、ですね……!」
ギンコに頷き。
[メイン] インベスティゲイター : 「飲みながらでいいから来い」
[メイン] インベスティゲイター : シュガーシャワーの首根っこを掴む。
[メイン] シュガーシャワー : 「は、吐きそう……」
[メイン] インベスティゲイター : 「吐けば楽になるんじゃねえ?」
[メイン] 町田ギンコ : 「こんなんだったら車用意しとくべきだったなー。つっても免許取ってないんだけど」
[メイン]
ホーラ :
……オーバーウォッチさんが、いる場所は……お墓。
つまり……自分はもう、死んでもいい……そういう、意思表明……。
[メイン] シュガーシャワー : 吐いた。
[メイン] インベスティゲイター : 「お前本当に恥が無いな」
[メイン]
ホーラ :
「そ、それでしたら、走りましょう!とにかく、すぐに行きましょう!」
ギンコに頷き、部屋を飛び出る。
[メイン] インベスティゲイター : 「じゃ、そっちは任せる」
[メイン] ホーラ : 扉前で止まり。
[メイン] シュガーシャワー : 会議室はゲロ塗れになった。
[メイン]
町田ギンコ :
「任せて~」
手をひらひらしながら部屋を出ようとする
[メイン] ホーラ : 「……インベスティゲイターさん、そちらも、お願いします」
[メイン] インベスティゲイター : 「ちゃんと見てこい。後で話を聞かせてくれよ?」
[メイン] ホーラ : 御神体の破壊無くして、この任務解決は無い。
[メイン] ホーラ : 私は、インベスティゲイターさんを。
[メイン] ホーラ : 信じる。
[メイン]
ホーラ :
「……はい!いっぱいお話します! ……それでは!」
そうして再び、走る。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
climax1 『願いの果て』
登場:任意
[メイン] インベスティゲイター : 63+1d10 登場/リザレクト (63+1D10) > 63+4[4] > 67
[メイン] system : [ インベスティゲイター ] 侵蝕率 : 63 → 67
[メイン] ホーラ : 47+1d10 登場/リザレクト (47+1D10) > 47+6[6] > 53
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率 : 47 → 53
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 寂れた神社も
[メイン] GM : 古ぼけた像も
[メイン] GM : 何一つ変わらずそこにあった。
[メイン] インベスティゲイター : 「ク ソ 無 職 が ッ」
[メイン2] system : [ 町田ギンコ ] 侵蝕率 : 67 → 71
[メイン] インベスティゲイター : キレた様子で、神社に続く階段を乱暴に登っている。
[メイン] 町田ギンコ : 「なんだよ、助けてくれって連絡があったかと思ったら無職に逃げられたんか、あんた」
[メイン] インベスティゲイター : ちょっと気ィ抜いたらどっか行ってたんだが~???
[メイン] インベスティゲイター : 「ア!?」
[メイン] インベスティゲイター : 「なんだ、あっち行ったと思ってたんだが」
[メイン] インベスティゲイター : 「まあいいや、無職が逃げた代理が要るのは事実!!」
[メイン] 町田ギンコ : 「シュガーシャワーが『私の代わりにお前を助けてやれ……』だとさ」
[メイン] ホーラ : ギンコの後ろから、申し訳なさそうに顔を出す。
[メイン] 町田ギンコ : 「……良い友人を持ったね」
[メイン] ホーラ : 「………ごめんなさい、インベスティゲイターさん」
[メイン] インベスティゲイター : 「お前まで何来てんだ」
[メイン] ホーラ : 「………私は、"頼れるお姉ちゃん"に、なりたいんです」
[メイン] ホーラ : 「でも、今の私では、きっと……オーバーウォッチさんに寄り添えるような、そんな存在には、なれません……」
[メイン] インベスティゲイター : ほおん。
[メイン] ホーラ : ……きっと、傍に立てるのは、私の想像を絶するような、"意地"を貫いた、待針さん……。
[メイン] ホーラ : 「……でも、でも!」
[メイン] ホーラ : それでも、私は、オーバーウォッチさんの役に、立ちたい。
[メイン] 町田ギンコ : 「ちなみにあたしは戦闘何の役にも立てないからよろしく~」
[メイン] インベスティゲイター : 「じゃあ何で来たんだよ……」
[メイン] ホーラ : 「………御神体を破壊することで、オーバーウォッチさんを救えるなら……こんな私でも、役に立てるのなら……!」
[メイン] 町田ギンコ : 「いざとなったらお前を囮にしてホーラを助けるため!」
[メイン] インベスティゲイター : 片手間でギンコの相手をしつつホーラの話を聞く。
[メイン] ホーラ : 「って、ギンコさん……!?お、囮はダメですよぉ……!?」
[メイン] ホーラ : ……そう、それにここに来た理由は、もう1つ。
[メイン] ホーラ : インベスティゲイターの目をじっと見て。
[メイン] インベスティゲイター : 「なら、いざというときはギンコはお前を囮にするが……」
[メイン] ホーラ : 「……こんな危険な仕事」
[メイン] インベスティゲイター : ホーラを見下ろす。
[メイン] ホーラ : 「……インベスティゲイターさん1人に任せられるわけ、ないじゃないですか!!!」
[メイン] 町田ギンコ : 「お前はあたしがなぜクイックシルバーの異名を持つか……ま、つまりはホーラの言うとおりだ」
[メイン] ホーラ : 「これは、私の、意地です!!!」
[メイン] ホーラ : 「私の、主観です!!!!!!」
[メイン] インベスティゲイター : 「へえ」
[メイン] インベスティゲイター : 「じゃ、とやかく言わねえよ」
[メイン] インベスティゲイター : 「役に立て」
[メイン] インベスティゲイター : 「期待させてくれよ」
[メイン] 町田ギンコ : 「最低限の仕事はしてやんよ」
[メイン] ホーラ : 「……!!」
[メイン] ホーラ : 「はい!!役に、立ってみせます……!!」
[メイン] インベスティゲイター : は、と軽く笑い。
[メイン] インベスティゲイター : これ以上は問答無用だ。
[メイン] インベスティゲイター : ご神体まで一足飛びに走る。
[メイン] ホーラ : その後を追うように、駆け出す。
[メイン] 町田ギンコ : その場から全く動かず援護の風とウインドブレスで援護をする
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 御神体は、笑いはしない、怒りもしない、悲しみもしない
[メイン]
GM :
ただ、外敵を排除する。
レネゲイドの力を昂らせ始めた。
[メイン] ホーラ : ────領域を操る力を、集中させる。
[メイン] ホーラ : 戦うのは、怖い。
[メイン] ホーラ : ────────でも、失うのは、もっと怖い!!!
[メイン] インベスティゲイター : はは。
[メイン] インベスティゲイター : 排除ってのはなあ……。
[メイン] インベスティゲイター : ”ヤる”側より遅いんだよ。
[メイン] インベスティゲイター : 神体がレネゲイドの力を貯め切るより先に。
[メイン] インベスティゲイター : ショットガンを懐から抜き構える。
[メイン] インベスティゲイター : そのまま目標もロクに見ずに。
[メイン] インベスティゲイター : BANG!
[メイン] ホーラ : 《妖精の手》《妖精の輪》《妖精の手》
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率 : 53 → 65
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率B : 0 → 1
[メイン] ホーラ : 銃弾の軌道を
[メイン]
GM :
「───────ッ!!!」
迫り来る散弾を弾くべく手を振り上げる
[メイン] ホーラ : 領域を操り、"不規則"、且つ、"正確"に。
[メイン] ホーラ : 「……させませんよ……!」
[メイン] ホーラ : 《支配の領域》《絶対支配》
[メイン] system : [ ホーラ ] 侵蝕率 : 65 → 75
[メイン] ホーラ : 御神体の周囲の領域を操作し、動きを制御。
[メイン] ホーラ : 抵抗など、一切させない。
[メイン]
GM :
「────────」
肉体の制御権が、奪われる。
[メイン]
ホーラ :
「当たってくださいッッ………!!!」
さらに、領域に集中。
[メイン]
町田ギンコ :
(決まったかな……)
離れて見守りつつ
[メイン] インベスティゲイター : 「狙ってもねえのに勝手に当たるのは楽でいいや」
[メイン] ホーラ : 息が途切れそうになる、流石に侵蝕率に負荷が掛かる。
[メイン] インベスティゲイター : 「オイ、ご執心のホーラが苦しそうだぞ」
[メイン] インベスティゲイター : 「見てるだけで良いのか?」
[メイン] 町田ギンコ : 「しょうがないにゃあ……」
[メイン]
ホーラ :
「! あ、ありがとうございます……!」
ギンコに顔を向け。
[メイン] ホーラ : ……元FHと聞いて、最初は、すごく怖かった。
[メイン] 町田ギンコ : ホーラの元に辿り着くと、担ぎ上げてソニックブームでそのまま離脱!
[メイン] 町田ギンコ : 「あとはお前ひとりでもやれんでしょ! か弱い女子はここで退散!」
[メイン]
ホーラ :
何を考えているのか、分からなくて……。
……でも、ギンコさんは、私の傍にいてくれて……今もこうして、守ってくれて……。
[メイン] インベスティゲイター : 「”らしい”な」
[メイン] インベスティゲイター : 「まあ、でも俺も要らねえよ」
[メイン] ホーラ : ……私にとっては、頼りになれる方……。
[メイン] インベスティゲイター : くるり、神体に背を向ける。
[メイン] ホーラ : "仲間"、です……!
[メイン] インベスティゲイター : 「なんつっても」
[メイン]
ホーラ :
ロイス取得
町田ギンコ 〇信頼/恐怖
[メイン] インベスティゲイター : 「もう結果は分かってる」
[メイン] system : [ ホーラ ] ロイス : 3 → 4
[メイン] GM : 「─────────!!!!!!!!」
[メイン] GM : 轟音が響く。
[メイン] インベスティゲイター : 「はい、終わりだ」
[メイン] GM : 声を出す機能もないソレから悲鳴のような何かが鳴り
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 誰からも忘れられたソレは、もう形さえなくなった。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : Eロイス《愚者の契約》解除
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
インベスティゲイター :
「な」
誰に向けるともなく。
[メイン] インベスティゲイター : 「見なくても分かるもんだってあるのさ」
[メイン] インベスティゲイター : ”ここ”に限った話じゃないぜ?
[メイン]
インベスティゲイター :
[メイン]
インベスティゲイター :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
climax2 『祈り』
登場:彼女に会いに来た人
[メイン] 待針縫 : 86+1d10 登場/リザレクト (86+1D10) > 86+6[6] > 92
[メイン] system : [ 待針縫 ] 侵蝕率 : 86 → 92
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : そんなに大きい市でもない。
[メイン] GM : 墓場なんてそんなに多くもない。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : ただ、そこには
[メイン] GM : 1人の女がいるだけだ。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 待針縫 : かつん、音は響く。
[メイン] 待針縫 : 何故か?
[メイン] 待針縫 : もう、時は動いている。
[メイン] 待針縫 : 動く時間の中ならば、波は、揺らぎは
[メイン] 待針縫 : 届く。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 「……見つけた」
[メイン] 待針縫 : 荒い息を整える余裕は、無かった。
[メイン] GM : 「ッ!!!」
[メイン] GM : 肩を跳ね上げて女性が振り向く
[メイン] オーバーウォッチ : 「…あ、あ」
[メイン] オーバーウォッチ : 「…私…ですか…?」
[メイン]
待針縫 :
軽く、息を吸って。
吐いて。
[メイン] 待針縫 : 「ごめん、驚かせてしまったね」
[メイン] 待針縫 : 微笑む。
[メイン] オーバーウォッチ : じりと下がろうとしつつも、目の前の男の柔らかな態度を見て一度落ち着く。
[メイン] オーバーウォッチ : 「あの…すみません…私……覚えてなくて…」
[メイン] オーバーウォッチ : 「…すみません」
[メイン] 待針縫 : 首を横に振る。
[メイン] 待針縫 : 「君は、覚えていないかもしれないけれど」
[メイン] 待針縫 : 懐から、メモを取り出す。
[メイン] 待針縫 : 彼女による、“言葉”。
[メイン] 待針縫 : 「これの答えを、伝えに来た」
[メイン] オーバーウォッチ : 「あ、それ、は」
[メイン] オーバーウォッチ : それは確かに覚えはあった。
[メイン] オーバーウォッチ : 「どう、してそれを…?」
[メイン]
待針縫 :
「俺は……君を、探していたんだ」
「そういう仕事を頼まれていてね」
[メイン]
待針縫 :
微笑んで。
言葉を繋ぐ。
[メイン]
待針縫 :
「そして、足取りを追っていたら……」
「……その先。神社の中に、これが落ちていた」
[メイン] オーバーウォッチ : 「ああ、でも…ダメなんです…!」
[メイン] オーバーウォッチ : 少し後ずさる
[メイン] オーバーウォッチ : 「私が助けを求めたら…記憶が消えるって!それで、実際記憶も消えていってて!」
[メイン] オーバーウォッチ : そう言いながら彼女は袖を捲る
[メイン] オーバーウォッチ : その体にはいくつかの付箋が貼られており、自分に対して何らかの指示を書いてあるようだ。
[メイン]
待針縫 :
目を、細めて。
唇を噛む。
[メイン]
待針縫 :
「……落ち着いて」
安易な否定も、肯定もしないように。
必要なのはクールダウンだ。
[メイン] 待針縫 : 「調べてある。……知らないで来た訳じゃないさ」
[メイン] オーバーウォッチ : 「は、はい…」
[メイン] オーバーウォッチ : 目を見て、一度深く呼吸をする。
[メイン] 待針縫 : 穏やかな声色であろうと、務めて。
[メイン] 待針縫 : 「“君に起きている問題”は、解決可能だった」
[メイン] 待針縫 : 「だから現在、俺の仲間がそっちの解決に努めてくれてる。……恐らく、じきに終わるだろう」
[メイン] オーバーウォッチ : 「…!」
[メイン] オーバーウォッチ : 「それなら…私の記憶も…!」
[メイン] オーバーウォッチ : ぱあと顔を明るくする。
[メイン] 待針縫 : …………………っ。
[メイン] 待針縫 : 下唇を、噛む。
[メイン] 待針縫 : しかし。
[メイン]
待針縫 :
ここで嘘を付いたとして。
ここで、“甘ったるい幻想”を言ったとしても。
[メイン] 待針縫 : 彼女は“万象の天才”だ。
[メイン] 待針縫 : そんなもの、すぐに見抜かれる。
[メイン] 待針縫 : 目を、合わせる。
[メイン] 待針縫 : 視線を、定める。
[メイン] 待針縫 : 「嘘偽りも、俺は言えない」
[メイン] 待針縫 : 「…………記憶が、完全に戻る事は難しいだろう」
[メイン] 待針縫 : 「出来たとしても、それは」
[メイン] 待針縫 : 「“それらしいもの”を、植え付ける事しか出来ない」
[メイン] オーバーウォッチ : 「………」
[メイン] オーバーウォッチ : さまざまな記憶を失ったが、自分が何かしらの大きな組織に属しており
[メイン] オーバーウォッチ : 相手がその組織の人間なのはわかる
[メイン] オーバーウォッチ : だから、実際にソレは可能なのだろうが…
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : 「そんなの…」
[メイン] オーバーウォッチ : 「気持ち悪いじゃないですか……!!!」
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : 「私っていう人間の記憶をそんな方法で埋め合わせるなら…私って…なんなんですか!?」
[メイン] オーバーウォッチ : 「そんな風に取り戻した私に価値なんてあるんですか!!??」
[メイン] オーバーウォッチ : 取り乱し、叫ぶ
[メイン] オーバーウォッチ : 「私は…私は…!!!」
[メイン] オーバーウォッチ : 「私は…何のためにこんなことをやってたんですか!!?」
[メイン] オーバーウォッチ : 息を切らして叫ぶ
[メイン] オーバーウォッチ : 「…っ!」
[メイン] オーバーウォッチ : 「す、すみません…っ…こんな話…」
[メイン] 待針縫 : 静かに、それを聞いて。
[メイン] 待針縫 : 首を、ゆっくりと横に振る。
[メイン] 待針縫 : 「それは、君の考えは」
[メイン] 待針縫 : 「“人として当たり前のもの”だ」
[メイン]
待針縫 :
「…………だから、俺は」
「俺だって」
[メイン] 待針縫 : 少しだけ。
[メイン] 待針縫 : 声が、揺れる。
[メイン] 待針縫 : 「そんな事は、させたくない」
[メイン]
待針縫 :
「…………………記憶の処理は、俺は君に受けてほしくない」
「だって、君が欲しいのは」
[メイン] 待針縫 : 「“本来持っていた記憶”なんだから」
[メイン] 待針縫 : それは、後から頭を弄り回して得られるものではない。
[メイン]
待針縫 :
後から得たそれは。
“都合の良い”誰かが作ったものでしかない。
[メイン] 待針縫 : 自分が本当に経験したものではない。
[メイン] 待針縫 : それに対して、不快感を覚えるのは、嫌悪感を覚えるのは、人として当然のものだ。
[メイン]
待針縫 :
「…………だから、俺が提案するのは」
ひどく、残酷な事はわかっている。
でも、それでも。
………………それでも。
[メイン]
オーバーウォッチ :
「…」
固唾を飲む
[メイン] オーバーウォッチ : 目前の男が信頼に足る人物なのはもうわかる。
[メイン] オーバーウォッチ : だからこそ、相手の言葉が怖かった。
[メイン] 待針縫 : 「“このまま”を、継続する事だ」
[メイン]
待針縫 :
「…………もしかしたら、遠くない未来に“取り戻す”方法が見つかるかもしれない」
「そうしたら、偽りの記憶で埋めずに記憶を取り戻せる」
[メイン] オーバーウォッチ : 「………!」
[メイン] オーバーウォッチ : それは、一度となく考えたことではある。
[メイン] オーバーウォッチ : 「でも…そんなの……見つからないかもしれないじゃないですか!」
[メイン] 待針縫 : 「それでも」
[メイン]
待針縫 :
「偽物の記憶で」
「生きてもいない人生を」
「体験してもいない経験を」
[メイン] 待針縫 : 「送らせたくない」
[メイン] 待針縫 : 「それは、だって」
[メイン] 待針縫 : 一瞬だけ、言葉が詰まって。
[メイン] 待針縫 : 「……だって」
[メイン] 待針縫 : 「今までの、君が」
[メイン] 待針縫 : 「報われない、じゃないか」
[メイン] 待針縫 : 声は。
[メイン] 待針縫 : 隠せないほどに、震えていた。
[メイン] オーバーウォッチ : わかっている。
[メイン] オーバーウォッチ : 彼だってこんなこと言いたくないはずだ。
[メイン] オーバーウォッチ : もっと良い手段があるなら、それを勧めているだろう。
[メイン] オーバーウォッチ : 目の前の男は初対面だが、信用に足る人物だ。
[メイン] オーバーウォッチ : 理由はわからない。
[メイン] オーバーウォッチ : でも、彼に自分を騙すつもりや敵意があるなら、それこそ『もっと都合のいい話』をする筈だ。
[メイン] オーバーウォッチ : だから…
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : もう、やめよう。
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : これ以上彼の前で憐れっぽい振る舞いをするのは
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : そう、決めたのに
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : 涙が溢れてくるのが止められない。
[メイン] オーバーウォッチ : 「あ、あれ…おかしいな…」
[メイン] オーバーウォッチ : 「私、涙なんてもうずっと流してない筈なのに」
[メイン] オーバーウォッチ : 「…すみません、すみません」
[メイン] オーバーウォッチ : 「こんなつもりじゃあないんです…!」
[メイン] オーバーウォッチ : 言葉とは裏腹に涙の勢いは増すばかりであった。
[メイン]
待針縫 :
首を、横に振って。
すう、と息を吸って。
[メイン] 待針縫 : 一歩、歩み寄って。
[メイン] 待針縫 : 二歩、三歩。
[メイン] 待針縫 : 「………ごめんね」
[メイン] 待針縫 : 「……」
[メイン] 待針縫 : でも
[メイン] 待針縫 : ここで、これまでなら
[メイン] 待針縫 : 彼女は、本当に
[メイン] 待針縫 : だから。
[メイン] 待針縫 : 「…………………俺も」
[メイン] 待針縫 : 「俺も、探すから」
[メイン] 待針縫 : 「君の記憶を戻せる方法を、探す」
[メイン] 待針縫 : 俺は。
[メイン] 待針縫 : 彼女の、味方でありたいから。
[メイン] 待針縫 : 彼女の、頑張りを報いたいから。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : ロイス取得
[メイン] 待針縫 : “君” 〇P使命感/N後悔
[メイン] system : [ 待針縫 ] ロイス : 3 → 4
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 「………君を」
[メイン] 待針縫 : 「一人には、させないから」
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : 何もかもが手からこぼれ落ちた。
[メイン] オーバーウォッチ : 掴んでおきたかったものも、背負ってしまっていたものも、何もかも
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : それでも
[メイン] オーバーウォッチ : こんな人がいてくれるなら────
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : また、手を伸ばしてもいいかも知れない
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : 「…っ」
[メイン] オーバーウォッチ : 涙を飲み込み
[メイン] オーバーウォッチ : 「あの…すみません」
[メイン] オーバーウォッチ : 「順番、滅茶苦茶で、申し訳ないんですけど」
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] オーバーウォッチ : 「お名前、伺ってもよろしいでしょうか」
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン] 待針縫 : にこり、と笑って。
[メイン] 待針縫 : 「俺の名前は」
[メイン] 待針縫 : 「待針縫」
[メイン] 待針縫 : 「よろしく、ね」
[メイン] 待針縫 :
[メイン]
オーバーウォッチ :
ロイス取得
待針縫 ○信頼/不安
[メイン] system : [ オーバーウォッチ ] ロイス : 0 → 1
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
オーバーウォッチ :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : オーバーウォッチは、記憶を失い暫くはUGN監視の元で養生をすることとなった。
[メイン] GM : 一度レネゲイドの影響で記憶を失いはしたが、その後の容態は悪くない。
[メイン] GM : また、記憶や脳というものはまだ人類の研究が進んでいない分野である。
[メイン] GM : 彼女の今後もそう暗くはないのかも知れない
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] GM : ちなみにニコというRBは家がなくなったのでそのまま職員扱いでS市支部に勤めることになった
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] マスタリー : シュガーシャワーの処分?
[メイン] マスタリー : ハハハ
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
[メイン] 町田ギンコ : ending 『……神頼みってどう?』 登場:町田ギンコ
[メイン] 町田ギンコ : 事件がひと段落したその後、ギンコはS市支部のニコ相手に早口で何かをまくし立てていた
[メイン] 町田ギンコ : 「それでさー、つまりあんたに犠牲になってもらうってのがあたしが考えるハッピーエンドだったんだけど、あの時この提案したら呑んでくれた?」
[メイン] ニコ : 「そんな義理は俺にはないな」
[メイン] 町田ギンコ : 「神様なのにー?」
[メイン] ニコ : 「宗教が対価を求めなかったことがあるか?」
[メイン] 町田ギンコ : 「対価だったら支払う気満々だったよ?」
[メイン] 町田ギンコ : 「ってかもう大出血サービスで払ってやったけど?」
[メイン] ニコ : 「ほう?何を払う気でいた?」
[メイン] 町田ギンコ : 手に持った雑誌を見せる
[メイン] 町田ギンコ : そこにはいかにもそれっぽい記事が載っていた
[メイン]
町田ギンコ :
『○○神社、願ったものの恋愛が成就する!?』
××県の山奥にある○○神社、今ではすっかり忘れられていたそこは
何と参拝に来たもののた恋愛が必ず成就するという伝説の神社だった……!
[メイン] 町田ギンコ : 以下、神社の効能を称える文章が延々と続く
[メイン] 町田ギンコ : Dロイス《諜報員》
[メイン] 町田ギンコ : 指定した情報を一つ隠蔽ないし捏造できる
[メイン] 町田ギンコ : 「ってなわけで、あの神社はしばらくは千客万来なのさ!」
[メイン] ニコ : 「ハハア…!それはまた喜ばしい限りだ」
[メイン] 町田ギンコ : 「誰にも来てもらえない神社なんてさびしいからね」
[メイン] ニコ : 「…それで?代わりに何かを俺に求めるのか?」
[メイン] 町田ギンコ : 「うーん、本来払ってもらう予定だったものはもう必要ないしなー……ま、貸し一つってことでね」
[メイン] 町田ギンコ : そう言って席を立つ。そして去り際
[メイン] 町田ギンコ : 「それにあたし無神論者だからさ、神様なんて信じてないんだ」
[メイン] ニコ : 「それは奇遇だ」
[メイン] 町田ギンコ : 「ん?」
[メイン] ニコ : 「生まれてこの方、俺も神仏など見たことはないからな」
[メイン] 町田ギンコ : 「ははっ、そんなもんだよね。じゃ、縁があったらまたいずれ」
[メイン]
ニコ :
「感謝はするが、再びお前との縁を結ぶ神がいてくれないことをやはり祈ることにしよう」
「何を頼まれるか判ったものではないのでな」
[メイン] ニコ : ニヤリと笑いながら見送った。
[メイン] 町田ギンコ : そしてギンコは軽やかに去っていく。さっきまで本人に向かって「お前を殺そうと思ってた」と言っていたとは全く感じられない素振りで。
[メイン] 町田ギンコ :
[メイン] 町田ギンコ :
[メイン] 町田ギンコ :
[メイン]
インベスティゲイター :
ED『探しています
30代 女性
無職風の風貌』 登場:俺たちと無職
[メイン] インベスティゲイター : ご神体破壊直後。
[メイン] インベスティゲイター : なんか失踪した奴が一人いるので。
[メイン] インベスティゲイター : 探しましょうということで。
[メイン] ホーラ : 心配ですし。
[メイン] ホーラ : 怪我があっては、大変です。
[メイン] インベスティゲイター : 2dx+1 情報:裏社会 (2DX10+1) > 5[2,5]+1 > 6
[メイン] インベスティゲイター : 俺たちはわざわざ街中を駆けまわって無職を探すことにしたのです。
[メイン] ホーラ : 無事だと良いのですが……はたして、シュガーシャワーさんは何処に……?
[メイン] シュガーシャワー : コンビニのトイレの中ですね。
[メイン] ホーラ : ガチャッ。
[メイン] ホーラ : 「………あ」
[メイン] シュガーシャワー : 「いや開けちゃダメでしょ」
[メイン]
インベスティゲイター :
雑誌置き場から様子をうかがっている。
流石に俺が行くと不味い。
[メイン]
ホーラ :
「あ、ご、ごめんなさい……!」
すぐに閉め。
[メイン] ホーラ : よ、用を、足しておりました……。
[メイン] ホーラ : 後ろを振り向き、インベスティゲイターさんに頷き。
[メイン] インベスティゲイター : 強気に行かないと付け上がるぞ……
[メイン] ホーラ : 「………無事、でした」
[メイン] インベスティゲイター : 「まあそこは疑ってねえよ」
[メイン] インベスティゲイター : 「でもよ」
[メイン] インベスティゲイター : 「顔も見せねえのはよお~」
[メイン] インベスティゲイター : 「ムカつくぞ」
[メイン] シュガーシャワー : 「出るよ……」
[メイン] ホーラ : イ、インベスティゲイターさんが、イライラ、していらっしゃいます……!
[メイン] シュガーシャワー : 出た。
[メイン] インベスティゲイター : 「手は洗え」
[メイン]
ホーラ :
「あ、シュガーシャワーさん!」
良かった、ちゃんと出てきてくれて……。
[メイン] シュガーシャワー : ばしゃばしゃ洗う。
[メイン] インベスティゲイター : 挙動がいちいち品が無いやつだな。
[メイン] ホーラ : 「あ、あのー……その、任務、終わりましたので……」
[メイン] ホーラ : 「一緒に、報告に行きましょうか……?」
[メイン] インベスティゲイター : 「言っておくけど俺は正直者だぞ」
[メイン] インベスティゲイター : 擁護はしない。
[メイン] シュガーシャワー : 「まあ今回の分貰えたらいいから……」
[メイン] ホーラ : 「……………」
[メイン] インベスティゲイター : 「貰えると思ってんのかよ」
[メイン]
ホーラ :
「………シュガーシャワーさん、それは……駄目、ですよ」
インベスティゲイターに頷き。
[メイン] シュガーシャワー : 「まあ雇用ってそういうもんだと思ってて……」
[メイン] インベスティゲイター : 一周回って面白いなこいつ。
[メイン] シュガーシャワー : 「秘密結社だからまともな雇用してるとは思わんが」
[メイン] ホーラ : 「……あの、その……UGNの基本理念は……レネゲイドの秘匿や……オーヴァードの、保護など、でして……」
[メイン] ホーラ : 「もし、それが嫌、ということでありましたら……」
[メイン] ホーラ : 「記憶を、消去される、という選択肢も……」
[メイン] ホーラ : 「……あるには、あります」
[メイン] シュガーシャワー : 「別に嫌ってわけじゃないんだ」
[メイン]
ホーラ :
レネゲイドに纏わる記憶を消せば、エフェクトも行使できない。
民間人として生き続けることができる。
[メイン] ホーラ : 「……聞かせてください」
[メイン] シュガーシャワー : 「ただ履歴書書かないで仕事出来るらしいからやってみただけなんだ」
[メイン] インベスティゲイター : 「へははっ」
[メイン] インベスティゲイター : 「お前もう、ずっとそれでいいんじゃねえの」
[メイン]
ホーラ :
「えっ」
インベスティゲイターの方を向き、驚いた表情に。
[メイン] インベスティゲイター : 「まあ他人事だし」
[メイン] インベスティゲイター : 「多分こいつとは二度と関わらねえ」
[メイン] シュガーシャワー : 濡れた手を振って水滴を飛ばす。
[メイン] ホーラ : そ、それは……そう、ですけど……って、きゃあっ!?
[メイン] インベスティゲイター : 「ちべてっ」
[メイン]
シュガーシャワー :
「あっすまん
かける気はなかった」
[メイン] インベスティゲイター : 「な、面白いだろこいつ」
[メイン] ホーラ : 「あ、ああ、いえ、大丈夫、です……はい」
[メイン] ホーラ : 「………まぁ、そう、ですね……」
[メイン] インベスティゲイター : ひーひひひ。
[メイン] シュガーシャワー : 「まあ今回は体調崩したし、そもそも闘いとか出来ないし」
[メイン] シュガーシャワー : 「いても仕方なかったのはある」
[メイン] ホーラ : 「………シュガーシャワーさん」
[メイン] ホーラ : 「いてはいけない人は、いませんよ」
[メイン] ホーラ : 「今回の任務は、もしかしたら、どうすればいいのか分からなかっただけかもしれません……人との距離が分からないのは……私も、痛い程分かります」
[メイン] ホーラ : 「……ですが、もし……シュガーシャワーさんが、UGNで働き続けたい、というのでありましたら……」
[メイン] ホーラ : 「………今一度、"オーヴァード"になった者として、何ができるのか……」
[メイン] ホーラ : 「ただ漠然と生き続けるのではなく……何か、意味を、見出してくれましたら……」
[メイン] ホーラ : 「……私は、共に任務を遂行した"仲間"として……嬉しい、です」
[メイン] シュガーシャワー : 「まあ……」
[メイン] シュガーシャワー : 「ロイスないとオーヴァードはジャームになっちゃうから」
[メイン] シュガーシャワー : 「こういうとこならさ……オーヴァードに理解があるななって思ってな」
[メイン] ホーラ : シュガーシャワーの言葉を聞き、理解を示すように、頷く。
[メイン] シュガーシャワー : 「こういうとこなら私みたいな働きもしないクズでも無償で給料出してくれて尚且つ優しくしてくれるのかなって思ったんだ」
[メイン] インベスティゲイター : 「いやーーー」
[メイン] インベスティゲイター : 「おもしれえ!」
[メイン] インベスティゲイター : 「この何言っても響かなそうな無職も、それにわざわざ構う奴も」
[メイン]
ホーラ :
「イ、インベスティゲイターさん……」
眉を八の字にしながら。
[メイン] ホーラ : 「……い、いえ、きっと、シュガーシャワーさんは、変われると思うんです……!」
[メイン] ホーラ : 「ですので……その……!」
[メイン] ホーラ : 改めて、シュガーシャワーの方を向き。
[メイン] ホーラ : 「……また次、お会いすることがありましたら……その時は……」
[メイン] ホーラ : 「……一緒に、頑張りましょうね!」
[メイン] ホーラ : にっこりと笑う。
[メイン] シュガーシャワー : 「じゃあちょっとお願いしてもいい?」
[メイン] ホーラ : 「え?あ、はい、どうぞ」
[メイン] シュガーシャワー : 「マスターなんとかに謝りに行くからちょっと……報告は手心加えて欲しいっつーか……」
[メイン] インベスティゲイター : 「ダメだな」
[メイン] インベスティゲイター : 「甘いのじゃ効かないだろ」
[メイン] ホーラ : あ、あはは…。
[メイン] インベスティゲイター : シュガーシャワーの首をひっつかむ。
[メイン] ホーラ : あ。
[メイン] インベスティゲイター : 「謝りに行くし、手心は加えない」
[メイン] シュガーシャワー : 「おわァアアア〜〜っ!!!」
[メイン] インベスティゲイター : 「異存は認めない」
[メイン] シュガーシャワー : 「わかりました……」
[メイン] インベスティゲイター : 周りの目も気にせず、無職を引きずってコンビニから退店していく。
[メイン]
インベスティゲイター :
「さっさと来いよ、見たいんだろ?」
途中、ホーラの方に振り向き。
[メイン]
ホーラ :
「ま、待ってください~!あ、し、失礼しました……!」
コンビニ店員に頭を下げつつ、インベスティゲイターに着いていく。
[メイン]
シュガーシャワー :
「そういえば仲間って言ってくれてありがとね
別に何もしてないが」
[メイン] インベスティゲイター : 「舌噛むぜ」
[メイン]
ホーラ :
「………! はい!」
シュガーシャワーさんが、お礼を……! ……えへへ。
[メイン] シュガーシャワー : 「もう噛んだ」
[メイン] ホーラ : 「!?」
[メイン] インベスティゲイター : ひひひ。
[メイン]
インベスティゲイター :
ロイス変更
ホーラ 〇おもしれ/無関心
ロイス取得
シュガーシャワー 〇おもしれ/無関心
[メイン] インベスティゲイター : 「ゴタゴタ言ってないでとっとと行くぞ」
[メイン] シュガーシャワー : 「へい」
[メイン]
シュガーシャワー :
「まあ……色々すまん
今回駄目でもどっかで給料貰えるぐらいには頑張るから」
[メイン]
シュガーシャワー :
「それで許してくれ」
引き摺られていった。
[メイン] インベスティゲイター : アイリスアウト。
[メイン]
インベスティゲイター :
[メイン]
インベスティゲイター :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : ED『そして、明日に続くお話』ScenePlayer:待針縫
[メイン] 待針縫 :
[メイン]
待針縫 :
一連の処理が終わって。
帰路についた時には、既に空は真っ暗だった。
[メイン] 待針縫 : ほう、と吐いた白い息は街明かりに照らされて空へと消えていく。
[メイン] 待針縫 : 一歩、踏み出した。
[メイン] 待針縫 :
[メイン]
待針縫 :
電車にて数駅。
降りた後、徒歩二十数分程。
[メイン] 待針縫 : 道中、電柱に付いた明かりだけが、俺を照らす。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : これを“見慣れた光景”と思うのは、それは。
[メイン] 待針縫 : その記憶があるから。
[メイン] 待針縫 : 人間の感性は、記憶に大きく影響される。
[メイン] 待針縫 :
[メイン]
待針縫 :
アパート2階、左から3番目。
鍵を捻り、中へ入る。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : これを“歩き慣れた帰路”と思うのは、それは。
[メイン] 待針縫 : その記憶があるから。
[メイン] 待針縫 : 人の行動は、記憶に大きく影響される。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 中に入って、コートをしまって、手を洗って、うがいを
[メイン] 待針縫 : 日常とは、記憶に依存している。
[メイン] 待針縫 : それを奪われる、という事はつまり
[メイン] 待針縫 : 日常を奪われる、と同義だ。
[メイン] 待針縫 : …………なら、それを嘘でも繋ぐのが正解だったろうか。
[メイン] 待針縫 : 「………いや」
[メイン] 待針縫 : 「俺は、そうは思わないな」
[メイン] 待針縫 : 彼女は、きっとそれをしても
[メイン] 待針縫 : “理解”する事だろう。
[メイン]
待針縫 :
記憶、知識や判断の根幹たるそれを奪われ尚、“正しい答え”に辿り着けた彼女は。
“天才”という症状を発症した彼女は。
きっと、それを理解する。
[メイン]
待針縫 :
…………で、あれば。
本質的にはきっと意味はない。
[メイン] 待針縫 : だから。
[メイン] 待針縫 : 「一緒に探す、って決めたんだ」
[メイン] 待針縫 : 鏡に向けて、そう呟く。
[メイン] 待針縫 : 鏡写しの、その姿に。
[メイン] 待針縫 : ────手を伸ばせなかった、片割れに。
[メイン] 待針縫 : もし、俺がもっと早く、お前に対して──。
[メイン] 待針縫 : 無意識に湧き出た、この後悔は。
[メイン] 待針縫 : きっと。
[メイン] 待針縫 : 手を伸ばした、“本当の理由”なんだろうな。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 「ごめん」
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : 誰に、対して?
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 : さあね。
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :
[メイン] 待針縫 :